酔うてます 酔うてます
今宵も 酔うてます
下流老人 ひとり寂しく
過ぎゆく秋を 惜しむよう
酔うてます 酔うてます
秋の行楽 テレビ見て
ひとり寂しく 過ごせりや
連れ添う妻も 今は無く
虚し虚しの 日々有りや
過ぎゆく秋が うら寂し
思い浮かべる グラスには
愛しの君の 微笑みが
切なく切なく 浮かびしや
酔うて酔うて 痛みます
君を偲んで 咽び泣く
何でこの世に 永らえる
君の居ない この世にぞ
酔うて酔うて 痛みしぞ
切なく今宵も 過ぎてゆく
酔うて酔うて 過ぎてゆく