スペイン旅行
酔うて酔うて 酔うてます
グラスのブランデー 傾けて
揺れて揺れて 酔うてます
冬の寒さ なんのその
着込んで着込んで 着込んでます
寄り添う ヒーターに
寒さ離れて 静かです
静かな静かな 更けてゆく夜を
酔うて酔うて 酔うてます
深々と 更けゆく夜を
楽しみ楽しみ 酔うてます
静かに静かに 更けゆく夜を
友にし酔うて 酔うてます
更けゆく夜の 淋しさに
身を委ねて 酔うてます
そんな虚しさ 寂しさ
楽しみ 酔うてます
歯ぎしりしながら 酔うてます
今日も酔うてます 止めど無く
原発思いて 酔うてます
核のゴミ 垂れ流し
憂いて憂いて 酔うてます
とんと聞かぬ 重水素
重水素 使いての発電を
とんと聞かぬは 如何なりし
夢の核融合と 言われ久しや
ごみ出る原発 諦めて
夢の原発 何故出来ぬ
人の叡智結集 何故出来ぬ
クリーンな クリーンな
夢のエネルギー 何故出来ぬ
叡智傾け 何故出来ぬ
世紀の エネルギー革命
言われて久し 未だならず
地団太踏んでも ままならぬ
虚しさだけが 募りしや
酔うて酔うて 募りしや
科学の知識 有るならば
酔うて酔うて 募ります
泣いてます 泣いてます
酔うて酔うて 泣いてます
酔うて酔うて 止まりません
涙、涙が 止まりません
泣き上戸とは 違います
違うんです 泣き上戸とも
酔うて泣く 泣き上戸とも
涙脆いんです 脆いんです
人情噺に 弱いんです
とてもとても 弱いんです
酔うて酔うて 泣いてます
触れるんです 心の機微に
酔うて酔うて 泣いてます
心の琴線 揺すぶられ
酔うて酔うて 泣いてます
止まらない 止まらない
無いんだ涙の 涙腺に
酔うて酔うて 泣いてます
酔うて泣いて 更けてゆく
今宵も深々 更けてゆく
夜は切なし 今宵又
酔うて酔うて 切なしや
懐メロ流れて 更けていく
グラス重ねて 慕う君
もう居ない 愛しき君
愛して愛して 愛した君
己の全てを ささげし君
もう居ない 愛しき君
酔うて酔うて 過ぎていく
切なきや 切なきや
君を思いて 更けていく
夜は切なし 空しきや
思いて思いて 張り裂ける
君への思い 切なさが
酔うて酔うて 今宵また
虚しく虚しく 過ぎていく
飲んでます 飲んでます
一人淋しく 飲んでます
喧噪忘れて 飲んでます
孫たち去りて 飲んでます
今年も始まる 一人暮らし
新年早々 1人飲み
今年も始まる 愚痴世界
愚痴って愚痴って 過ごします
飲んで酔うて 愚痴ります
愚痴りの多い この世界
愚痴らず過ごすは 至難ぞえ
あれやこれやと 愚痴ります
新年早々 愚痴ってる
愚痴って過ごす 始まるや
今年も元気に 愚痴ります
酔うて酔うて 愚痴ります
愚痴る生甲斐 目覚めてる
酔うて酔うて 探してる
グラス片手に 探してる
新し年 次なる旅先
探してる 探してる
海外 それとも 国内か
酔うて酔うて カタログを
めくりめくりて 悩んでる
此処は行ったし あそこも行った
未だ行かぬところを 探してる
予算も気になる 旅先探し
気候も気になる この季節
寒さ苦手な この身体
酔うて酔うて 探してる
あそこに ここにと 候補上がるも
何処も行ったる 所有り
酔うて酔うて 悩みしや
日帰り 泊まり 長旅かと
悩み悩みて 過ぎていく
酔うてます 酔うてます 屠蘇で
新し年 お屠蘇気分で酔うてます
過ぎし年は 忘れ去り
今年は良い年 なりますように
願ってます 願ってます 屠蘇で
去りし年忘れ 飲んでます
ますます強まる 呆けなるも
めげずにめげずに 頑張るぞ
飲んでます 飲んでます
正月元旦 飲んでます
屠蘇に始まり ウイスキー
オンザロックが 沁みわたる
重ねるグラスに 酔うてます
正月早々 酔うてます
今年は良い年 なりそうな
酔うてます 酔うてます
今年も旅行 あちこちと
行くぞ行くぞと 飲んでます