酔うて酔うて うなされる
人と人との 殺戮時代
追うてくる 追うてくる 殺人集団
酔うて酔うて 怯えてる
いよいよ始まる 殺伐時代
人類淘汰の 始まるや
余りに増えし 人類に
神も呆れて 止めはせぬ
酔うて酔うて 身震いす
人の心を 捨て去りて
人は動物 それ以下に
互いに互いを 殺し合う
酔うて酔うて 憂えてる
地球の怒りも マックスに
地震 噴火と 吠えている
異常気候も 怒りぞえ
酔うて酔うて うなされる
今宵も酔うて うなされる
酔うて酔うて うなされる
人と人との 殺戮時代
追うてくる 追うてくる 殺人集団
酔うて酔うて 怯えてる
いよいよ始まる 殺伐時代
人類淘汰の 始まるや
余りに増えし 人類に
神も呆れて 止めはせぬ
酔うて酔うて 身震いす
人の心を 捨て去りて
人は動物 それ以下に
互いに互いを 殺し合う
酔うて酔うて 憂えてる
地球の怒りも マックスに
地震 噴火と 吠えている
異常気候も 怒りぞえ
酔うて酔うて うなされる
今宵も酔うて うなされる
嫌になる 嫌になる
酔うて酔うて 嫌になる
問いてるだけで 嫌になる
国会討議 嫌になる
今も今とて イラつきし
グラス片手に 聞いている
酔うて酔うて 込みあげる
テレビ討論 無毛なり
法案討議 そっちのけ
個人攻撃 ばかりなり
見るも聞くも 嫌になる
酔うて酔うて 空しきや
国会論議 何してる
個人審査 止めとくれ
国家大計 討論をば
酔うて酔うて 願いしや
個人追及 したければ
法廷闘争 して欲しや
国会審議 邪魔せずに
国家大計 論ずるを
酔うて酔うて 望みしぞ
個人審議 止めとくれ
酔うて酔うて 流したき
酔うて酔うて 捨てたきや
思いで共に 流したき
酔うて酔うて しがみ付く
思いで残して 捨てがたし
酔うて酔うて 未練有り
酔うて酔うて 揺れ動く
捨てたし気持ち 強けれど
酔うて酔うて 捨てがたし
未練残りて 捨て難し
過去のしがらみ 流したき
切っても切れぬ しがらみを
酔うて酔うて 切りたしや
全てのしがらみ 消したきや
酔うて酔うて 真青に
雲ひとつ無き 空のよう
酔うて酔うて 流したき
白雲さへも 流したき
真青なる 空の事
酔うて酔うて さらさらに
酔うて酔うて ぞっとする
機中で意識 無くしたり
酔うて酔うて 問うてみる
何故何故 何故・・・と
気が付き見れば 乗務員
心配顔で 問いかける
大丈夫かと 聞かれるや
酔うて酔うて 恥ずかしや
思い出しては 赤面ぞ
何で何でと 聞きたきや
酔うて酔うて 思い出す
倒れる前の この自分
気分悪くて 席を立つ
酔うた気分を 思い出す
その後何が 起きたのか
酔うて酔うても 分からずや
己の失態 恥ずかしや
何で何でと 問うてみる
今も今とて 振り返る
悔いている 悔いている
己の語彙の まずしさに
酔うて酔うて 悔いている
己のボキャブラリー 貧しさに
今さら悔いても せん無しや
送りし人生 嘆いてる
酔うて酔うて 悔いている
もっと読書を もっと本をと
悔いている 悔いている
酔うて酔うて 悔いている
見知らぬことを 少しでも
知りたき意欲 掻き立てる
人生何をと 思いつつ
酔うて酔うて 奮い立つ
思い知る 思い知る
己の人生 近かるを
知らぬうちに 呆けてるを
酔うて酔うて 実感す
空港出るとき 手荷物の
検査終わりて 起こりしや
検査終えての 手荷物を
忘れて出国 済ませてる
ハッと気付きて 胆冷える
財布に入れし 現金も
カードも無くて 如何するや
これから先の 旅想い
ぞっとする ぞっとする
出国検査 終えて今
戻れぬ日本 如何するや
現金無しに カード無し
酔うて酔うて 真っ暗や
お先真っ暗 如何するや
酔うて酔うて 如何するや
酔うて酔うて 実感す
家計簿数事 上がりしや
軒並み数字 上がりしや
酔うて酔うて 眼が冴える
数字見るたび 目が点に
増税実感 ひしひしと
酔うて酔うて 目が座る
更にさらに 追い打ちを
酔うて酔うて 喜ぶも
酔うて酔うて 青ざめる
酔うて酔うて 見る数字
下がる数字 見つけては
一瞬喜び 束の間に
奈落の底へと 落とされる
酔うて酔うて 落とされる
目の前真っ暗 奈落の底へ
酔うて酔うて 目に入るは
年金数字 下がりおる
何じゃ何じゃと 驚きぞ
酔うて酔うて又 上がる
上がる血圧 下がる年金
やってられん やってられん
こんな人生 やってられん
それでも酔うて 過ぎていく
今日も酔うて 過ぎていく
向かってる 向かってる
自分の人生 破滅へと
酔うて酔うて 思ってる
自制の効かぬ 己をば
酔うて酔うて 実感ぞ
いまさら何を 節制をと
酔うて酔うて 吠えている
今更何の 楽しみが
有ると言うのか 問いてみる
己の生甲斐 何なりや
問うてみる 問うてみる
何の生甲斐 見当たらず
興味示すも それだけで
酔うて酔うて 生甲斐無し
己の人生 生甲斐無し
野垂れ死にも 悔いなしや
己の人生 悔い無しや
酔うて酔うて 悔いなしや