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【新自由主義の終焉】

2019年03月07日 | 新自由主義社会

 

現代政治と経済の行きづまり(続きその2)

 

戦後の自由主義経済の発展は目覚ましいものが有るが、経済優先の日本社会(政治)は大きな失敗をした。

すなわち、経済効率を優先し過ぎた為 未完の先進技術(原子力発電)を商用化したことである。

 

火力発電技術は60年前に石炭火力で完成していたものであり、危険を感ずるものはなかった。

(小生も高校時代に学び、中部電力の名古屋発電所を見学したことがある)

 

しかし、原子力を利用して高圧蒸気を発生させる仕組みは容易に想像できるが、

強力な放射能を発生するウランを使用する限り、

システムの故障・事故時の問題、放射性廃棄物(核のゴミ)

の処理問題等重要な問題が多数有ったはずである。

 

これらの問題を安く見積もり経済の効率性のみに走った為、

福島の原発事故を起こしたことを思い知らなければならない。

 

神(自然)から、日本の社会や政府がきついお仕置きを受けたものと私は思っている。

この問題を人間がクリアーするには、最低でも100年はかかると考える。

 

(近代政治と経済の活きずまり)

 

写真(放送大学)



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