日本でも司法取引の制度が導入された。
アメリカの映画、テレビドラマなどみていると、しばしば司法取引がなされている。
また、モラー特別検察官によるロシア疑惑捜査でも証言と引き換えに司法取引が
利用されたようだ。
ビル・コスビーの性犯罪でも昔の司法取引の効力が争われた。
密室でなされるので、不明朗で問題が多いのも当然だ。
また、アメリカでは、州の犯罪と連邦の犯罪がある。
同じような犯罪であっても州と連邦間では二重の危険禁止の適用はない。
日本人には理解困難だが、州と連邦は別の主権だという考えによる。
どうやら、連邦判事(フロリダ)時代に、富豪のジェフリー・エプスタイン氏について
州の犯罪を認め、軽い刑期(13月)と性犯罪者の登録を認める代わりに
連邦犯罪で起訴しないとする合意をしたようだ。
今回の件を含め、簡潔なまとめ。ここ
性犯罪についてはMeToo運動以降、社会の意識が大きく変わった。
トランプ大統領にとってはジェフリー・エプスタイン氏と親しい時代もあったようで
あまり触れられたくないのが真意。ということで早い幕引きとなったようだ。
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ビル・クリントンは全く別格のよう??
いろいろ考えさせられる出来事である。