こんばんは! 寄居町商工会の杉山です!
近年、ますますグローバル化が進み、ビジネスにおいても、文化においても、交流が盛んになってきています。 そのような中で、世界の歴史を学ぶ必要性が感じられています。 特に日本は世界の常識から考えると、特別な国であります。 人種、思想、宗教、などなど、ガラパゴス的な国であるかもしれません。
私も個人的に歴史が好きで、最近世界史の勉強をしています。 古代史からスタートして、現在アメリカの南北戦争までやってきました。 勉強を進めれば進めるほど、日本が特別な国であると実感するのです。 日本は極東とよばれるように世界地図でいうと東の端にある国でした。 世界の歴史は、ざっくりと言うと三つにまとめることができます。 一つ目は西欧中心のキリスト教文化圏、二つ目は西アジアを中心としたイスラーム文化圏、そして三つ目が中国を中心とした東アジア文化圏です。 19世紀までは、概ねこの三つで世界が構成されていました。 日本は世界の歴史に登場してこなかったのです。 数千年の歴史の中で、日本はあまりかかわりを持たない国であったのです。 そのため独特の文化が育成され、世界的にみると特異な存在であると言えるでしょう。
ところが20世紀に入ると一変します。 東の外れにあった小さな島国なしでは、世界史が語れなくなるのです。 19世紀後半に世界は欧米キリスト教社会の一人舞台になっていました。 ヨーロッパの国々をあれほど恐れさせたイアスラーム諸国はオスマン帝国の没落とともに力を失い、広大な歴史と国土を誇る中国でさえ欧米列国の軍門に下って行ったのです。 世界の地図が西欧キリスト教文明一色に塗りつぶされそうになった目前に、たった一国で気を吐いた国があったのです。 それが極東のちっぽけな国、日本だったのです。
さて、これから日本が世界のひのき舞台に登場する現代史の勉強がスタートします。 歴史的にみても、特異な国、そして近年では経済力も失い、自信を失いつつある日本ですが、現代史を勉強すると日本人の能力の高さを感じ取ることができるかもしれません。 楽しみに思いつつ、近代史の勉強を始めます。 また勉強が終わりましたら、感想を報告します。 日本人の能力の高さと誇りを思い起こしたいと思います。