こんにちは! 寄居町商工会の杉山です!
ただいま卒業式のシーズンですね。 大学、高校、中学、小学、幼稚園などなど。 おととい寄居中学校の卒業式がありました。 我が息子の卒業式でもありますし、私も入学当初からPTA役員として関わってきましたので、思い入れは大きなものがありました。 卒業式は、とても感動的な式となりましたが、驚いたのは息子です。 式の最中に号泣しているのです。 私自身、思い返してみると卒業式で泣いたことはありません。 唯一、大学の卒業式はOBや後輩たちが祝ってくれ、とても感動した記憶がありますが(もちろん泣いてはいません)、それ以外は感動の記憶がありません。 まぁ、すいぶんと昔の話ですから・・・ 息子が素直に育ってくれたこと、三年間の中学生活が素晴らしいものであったこと、それを支えてくれた先生方や関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、子どもへの教育の話を少しさせていただきます。 私は、母親が体が弱かったということもあり、親からはあまり干渉されず育ちました。 良く言えば放任主義。 そんなこともあり、息子へは過保護にならないように気をつけながら、出来る限りの愛情を注いできました。 とてもだらしない男ですが、卒業式で号泣する姿を見て、素直に育ってくれたと心から嬉しく思いました。 ただ、我が家の教育で、あるいは現在の学校教育で、そして地域での教育で、これから息子がどのような大人に成長していくのでしょうか。 正解は出しにくいとしても、未来を支えていく子ども達の教育とは重要なものです。 いいかげんにはできません。
先日、ある行政の就業支援担当の方が、最近の学生について若干の違和感を感じていると話していました。 企業が求めている人材と、若者が求めている職業のミスマッチングを多くあると。 若者が厳しい環境を嫌う傾向が高いと。 営業などはもってのほかだそうです。 昔、3Kといわれ嫌われた職業がありましたが、現在は安定志向がさらに強まり、そしてメンタル的にきつくない仕事を求めているようです。 そんな仕事があるのかは別ですが・・・ やはり、そこには教育が影響しているのだと思います。 景気が良くなれば全て解決するのではないのです。
教育の問題は、長い歴史の話になります。 今の子どもは我々の世代が親であり、子どもが転ぶ前に助けてしまい、子どもは挫折したことが無い、そんな教育を行うことが多いかもしれません。 そして、それは我々を育ててきた親たちにも責任があり、またその親たちにも責任がある。 もちろん学校にも、社会にも責任があるとは思いますが、人材とは脈々と受け継がれていく教育が重要になってくると思うのです。 私はPTA活動やスポ少団活動、地域ボランティア活動に関わってきて教育の重要性を感じてきました。 やはり国を良くしていく最も大切なことは教育だと思います。 家庭教育、学校教育、地域教育が連携して、未来にはばたく子どもたちを育てていく必要があると思っています。
そんなことを意識しながら、もう少し子育てにがんばっていきたいと思っています。
追伸:今度は商工会ができる教育について述べようと思います。 子どもの教育でなく社会人としての人材育成です。