こんにちは! 寄居町商工会の杉山です!
今度の金曜日、16日は中学校の卒業式です。 私も息子が入学した時からPTA役員ですので、今年で3回目の卒業式参加となります。 自分の卒業式の時より、大人になったせいか、親になったせいか、ものすごく感動しています。 今年は息子、そして昔から知っている息子の同級生たちの卒業式ですので、確実に泣いてしまうと思います。 今からとても楽しみです。
さて、昨年PTA会長としての祝辞で、私の体験からの想いを述べさせてもらいました。 私は人生で唯一高校時代はやり直したいと思っています。 無気力無関心で過ごしてしまった3年間を悔いています。 そんな想いを、30年前(昨年なので)の私に向けたメッセージとして伝えました。 そして、40歳を過ぎてから好きになった言葉を送りました。 そして、息子にも、今年卒業するみんなにも送りたいと思っています。
以下は昨年の祝辞の一部です。
もし、私の友達にドラえもんがいたなら、ドラえもんのタイムマシーンを一回だけ使えるとしたら、30年前のこの日に戻ってみたいと思っています。 そして、今日のみんなと同じように、卒業式の、その席に座っている自分にひと言伝えたいことがあります。
私は高校時代の3年間を、無気力無関心に送ってしまいました。 楽なほうへ、楽なほうへ進んでしまい、楽しいことは楽しかったのですが、思い返してみると何も残っていない高校3年間でした。 そんな自分にひと言「本物の楽しみを味わってくれ!」と言いたい。 勉強でも、部活でも、恋愛でもいいのです。 何でもいいかから「楽(ラク)して、楽しむのではなく、しんどかったけど、楽しかった。」と思える3年間を送ってほしいのです。
最近、40歳を過ぎてから好きになった、そして心掛けている言葉がありますので、みなさんに送ります。 この言葉は先日発行された寄居中学校広報にも書きましたので読んでみてください。
「何かを知っているというのは、それを好きという境地には及ばない。 しかし、それも楽しんでいる境地の深さにはかなわない。」
例えば「野球を好きだ」という人は上達が早い。 しかし、「野球が楽しい」という人にはかなわないのです。 「楽しむ」という境地に達するまでは、それを継続していく努力が必要かもしれません。 しかし、「本物の楽しみ」を味わってもらいたい。 「俺は、私は高校時代の3年間、これが楽しかった」 「これこそが俺の、私の高校時代だ」というものを作ってほしいのです。