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なつかしの趣味コレクションに浸るのが、休日の社会人隠れヲタクの楽しみですね。
2022年冬現在のマイブームは、「マリア様がみてる」。ブログ開始当初にはちょくちょくレビューを発表していましたが、いい加減に読んでいた、おふざけ記事が多いので。これはいかんと思い、再読して、それなりに読める感想を残していこうと目下計画中です。
さて、今回はそんな再読中に思いがけず発見したものを。
シリーズ刊行17冊目、初の短編集「バラエティギフト」に同封されていた、集英社のチラシ。ライトノベルや漫画のコミックにはおまけでついてきますが。改めて読むと、面白い情報が載っていたりしますよね。思い出語りのために書きしるしておくことにします。
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「コバルト文庫乙女ちっく通信 2004-1」とある、つづら折りチラシ。2004年1月7日に、記念すべきテレビアニメがスタート。ドラマCDも発売されており、当時ブームの絶好調にあった時期ですね。
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スマホしか知らない世代の皆さん、iモードってご存知かしら? ドコモでしたよね。私はガラケーは当時のヴォーダフォン(現在のソフトバンクだっけ?)しか使わなかったので、よくわかりませんが。ezがauだったのかな? まあ、ゼロ年代当時はまだガラケーサイト全盛期で、当時の人気アニメなどがファンサービスで待ち受け画面に公式画像を配信していたりしたわけですね。いまだと動画だろうけど。で、今野緒雪先生はじめ、人気作家陣からの「ラスト・メッセージ」もあったと。でも、この下欄の「ときめきテレホン」って!! これ、昔のダイヤルQなんとかとか、テレクラとか、リカちゃん電話とか、キャラの自動音声が流れたりする有料サービスですよね。これ、作家先生の生ボイスが聞けたりしたんでしょうか?! といいますか、NHKラジオの子ども電話相談みたいな、直接お話できるサービスなのか? 集英社とんでもないサービスやったものですね(言いがかりです)。
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「雑誌コバルト」2月号の広告面。私はワナビ(小説投稿者をこう呼ぶらしい?)じゃなかったので、図書館で借りてしか読んだことないのですが。季刊だったけれども、今は廃刊になって、ウェブ版しかない模様。今野緒雪先生のデビュー10周年インタビューや、アニメ放映記念号だったようです。アニメの設定なんかは「プレミアムブック」でも読むことができましたよね。当時のコバルト文庫は、「炎の蜃気楼(ミラージュ)」という戦国武将が現代の少年に転生したBL風味の人気作(私は読んだことないけれども)があって、かなり勢いがありましたね。私のコバルト初体験は、氷室冴子先生の「ざ・ちぇんじ!」や「なんて素敵にジャパネスク」シリーズなんだけども、もうこの頃って、氷室先生は執筆されていなかったんですね。数年後に鬼籍に入られましたので。氷室先生の何かの少女小説が一般文芸として単行本化されていて読んだのだけども、十代の女の子がエグい目に遭う話だったので、これを青春時代に読まなくて正解だったと思いました、ハイ。
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福岡で開催された、今野緒雪先生&ひびき玲音先生のサイン会。マリみて読者の半数以上は男性だったらしいから、わりと気遣いがあったと思われます。この「バラエティギフト」のレビューはまたのちほど。内藤祥子姉妹と、蔦子さん、黄薔薇のあの人がいい味出してる傑作短編集です。おススメ。
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今回の目玉はこれです。マリみて人形なんてものがあったですと!!
フィギュアもあったのかもしれないけれども。祥子さま&祐巳のスーパードルフィー。たぶんブランドもののの高級人形なんでしょう。
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祥子さま身長60センチ、祐巳は5センチ低め。で、付属品にスタンドはもちろん、なんとロザリオまであるという! ロザリオがドール用とオーナー用って!! つまり、アレですか。購入者ふたりが互いのロザリオを交換したりして、紅薔薇姉妹ごっこをしてしまえると! 集英社、恐ろしい子──ッ!! しかも、髪の毛リボンだから、これ祥子さまに祐巳のリボン括ったり、制服交換したりしちゃえるんですよね。つまり着脱させられると。その昔、バービー人形で遊んだ方ならわかりますが、服の下の…。いや、もう何も言いません。けっして、不健全なご利用をしてはいけませんわ、コレ。
なお、お値段は各9万8000円+消費税なり。別途送料つき。
各100体限定シリアルナンバー、直筆サイン入りメッセージカード付とあります。サインって、今野先生のもの、ですよね? 声優さんじゃなくて。祥子さま、祐巳になりきったキャラのメッセージって意味なんでしょうか?
附属品に、パステルメイクキット、メンテナンスキットとあるので、ひょっとして、自分で化粧させたりするの!? こういうドールって、プラモデルみたいに部品のセットで届くんじゃなくて、最初から組み立てられて届くと思うのですが?
人気アニメなどのグッズといえば、抱き枕とか、アクリルスタンドとか、キーホルダーとかストラップとか、クリアケースとか、その類しか思い浮かばなかったので、このドールはびっくりでした。正直、博多人形とか伝統産業の工芸品とコラボしたら売れそうな気がしますけどね。そういえば、マリみてがデリバリーピザの外装の箱に印刷されたことがあった記憶があります。私が知らないだけで、LINEのスタンプ絵になったりもしたのかもしれませんね。
(2022/12/11)
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