パソコン内のデータ整理をしていたら。
パワーポイントの練習がてらに作成したファイルが見つかりました。作成日付を見ればまだ再就職もできず、コロナ禍のあおりで個人事業上の窮地があった頃です。
取得している資格も仕事上の勉強も遅きに失した私が後悔して、記録したものとみえます。
一体誰に向けて書いたのやら。
現在では、これに追記事項が加わります。
健康の大切さ、能力の限界を知ったうえでの周囲との調和。
日ごろ、大人たちは夢やぶれながら、自分の挫折を愛おしそうに語り、子ども世代にああしない、こうしなさいと口うるさく語ってしまいます。
けれども、そうした誤りを教えてただすのもいかがなものなのでしょうか、そう考える自分もいるわけです。
これからの世代にとやかく説教する前に。
まず、中年世代は自分の生き方をしっかり見定めないと駄目ですね。
この2023年3月から、協会けんぽの健康保険料が下がって、介護保険料率があがりましたし。
(健康保険料率は各都道府県で異なります)
4月からは雇用保険料も個人負担が0.5から0.6%へアップ。微増した分は、子育て支援の育児休業給付金などの財源になります。全世代で若者たちを支えようという配慮なわけです。
今の子たちって、私たちの子ども時代よりも、かなりの抑圧に苦しんでいますよね。
とくにコロナ禍でまともに学校が機能していない時代の義務教育では。人間関係の結びかたとか、外での遊び体験とか、ネット漬けゲーム中毒で不規則な生活習慣になっていたりとか。教育虐待のせいで、いじけてしまったりとか。
経済雑誌とかが、リスキングだとか、お受験校ランキングだとか煽りますが、勉強って社会人になっても一生していくものですから、子どもの頃から押し付けて勉強嫌いにならないでほしいわけで。
そもそも大学や高校の教育自体が、時代遅れで、まともな労働者を育てるための教育をしていなんですよね。保護者だって、家庭でやるべきしつけを教師へ丸投げしていたりするし、センセイは過労気味ですし。
ネットで情報ばかり頭に詰め込んでしまうまえに。
もっとからだを動かしたり、自分のことをゆっくり考える時間を与えたほうがいいのではないでしょうか。40歳ぐらいまで、とんでもなくゆったり生きすぎた私が言うべきセリフではないのでしょうけども。
18才で成人扱いされるわりには、30歳ぐらいまで自立できない人が、今後もわりと増えていくんじゃないでしょうか。モラトリアムが長ければ、そうなってしまいます。
そんなことを、なぜか成人の日向けに、新学期はじまって思いついたりした日記なのでした。
この記事が公開される頃、自分がどんな状況なのかわかりかねますが。お節介な未来へのメッセージとしておきます。
( 2023/04/16)