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春の伊豆大島ダイビング~2日目

2009-03-21 22:10:00 | SCUBA diving

朝からよく晴れて、暖かく穏やかな、素晴らしい天気です。3日間ツアーの中日なので、日中だけでも3本潜る時間がありますが、朝の一本目はパスしてバードウォッチングに出かけました。

そういう訳で、11時過ぎから一本目のダイビングに出かけました。この日の朝に高速船で東京方面から到着した他のゲストも2名加わり、有馬さんのガイドで計6名でのファンダイブです。波は静かですが、相変わらず海中は濁って最悪に近いコンディションです。秋の浜の正面のゴロタ地帯を28mくらいまで降りたところで、1cm弱のコボレバケボリを見せてもらいました。近くのムチカラマツには、ちょっと変なムチカラマツエビが、いやイボイソバナガニでした。 水温が低いため、マツバスズメダイたちもあまり泳ぎ回らず、グニャリと枝垂れたウミトサカの近くに集まってじっとしていました。ジョーフィッシュ、ホソウミヤッコ、オグロベラは他のダイバーに譲って、私は撮影パス。 コケギンポ sp.の顔アップを撮った後、有馬さんについてゆくと、突然岩の上の5cmくらいの赤いサカナをライトで指し、ボードに”キヌカジカ”と書いて教えてくれました。私には初見のサカナです。”カジカ”の名前のとおり、北方の冷たい海に多いサカナらしいですが、冬には伊豆でも見られるらしいです。段落ちでは、まだ小さくてきれいなサガミミノウミウシを撮影できました。

Dive #592: 秋の浜、 Entry 11:59  Exit 13:09  Dive time 70 min.,  Max depth 29.0m, Avg depth 12.9m, Temp. 12.2℃, Visibility 10m

コボレバケボリ イボイソバナガニ 寒くて泳ぎ回らずトサカ近くに固まるマツバスズメダイ
コケギンポ キヌカジカ サガミミノウミウシ

 

遅い昼食の後、2本目は私とWさんのゲスト2名で、石田さんのガイドで正面際へ潜りました。-40mの壁の亀裂でまず見せてもらったのは、ソウシカエルアンコウ。亀裂の奥に居ましたが、比較的間口が広く、こちらを向いていたために、まずまずの写真が撮れました。近くの別の亀裂には、昼間だというのに大きなイセエビが乗り出してきていました。いつもは泳ぎ回るスジハナダイも、動きが緩慢です。岩の窪みに嵌って寝ているような個体もありました。-21mまで上がってきたところで、ウデフリツノザヤウミウシ(通称”ピカチュウ”)を見つけてもらい、良いアングルで撮影できました。同行のWさんも私に続いてじっくりと撮影しています。石田さんは次のネタを探して先に進んで既に視界から消えているので、彼女を一人置いてゆくわけにも行かず近くで待っていました。 。。。ダイコンの減圧停止時間の確認をすっかり忘れて。

しまった~、久しぶりに大失態です! ふと気が付いたら、3m減圧停止時間20分と表示されていました。この日の2本目なので、窒素の体内蓄積がいつもより早いのです。残圧は90気圧あったので、3mまで戻ればまだ1時間近く潜っていられますからエア切れの心配はないのですが、これ以上の道草は無用です。ほぼ一直線に段落ちの-4mまで戻って石田さんにサインを送り、その後は一人で-3mの水深を維持しての~んびりとエキジット口方向へ向かいました。これだけ浅いと目ぼしい被写体もいないな~、なんて考えていると、かわいらしいコケウツボ(?)の子供が顔を出していました。

Dive #593: 秋の浜、Entry 14:52  Exit 15:56  Dive time 64 min.  Max. depth 40.2m  Avg depth 15.3m,  Temp. 12.2℃、 Visibility 10m

ソウシカエルアンコウ イセエビ スジハナダイ
アヤメカサゴ ウデフリツノザヤウミウシ コケウツボ(?)の子供

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