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伊豆大島ダイビング 2日目

2008-07-13 20:30:08 | SCUBA diving

2日目も朝から良く晴れて暑いです。ニュースでは前日の土曜日、東京都内で局地的に集中豪雨が降ったそうですが、大島では夜も降らず、フクロウが鳴いていました。明け方にはホトトギスの声で目が覚めました。

今日のガイドダイビングのグループは、昨日と同じメンバー+地元の小学校の先生Kさんで、ガイドは有馬さんです。一本目はアサヒの根へオシャレを探しに潜りました。

  • Dive #541: 秋の浜、アサヒの根、Entry 9:22am, Exit 10:17am, Dive time 55min. Max. depth 41.4m, 残圧200→65bar, 透明度7~15m、水温21~15℃、晴れ、波静か、流れなし。

7月に入って週末で、秋の浜は駐車場もエントリー口もだいぶ混雑が激しくなってきました。単に人数が増えただけでなく、一般の海水浴客や初心者ダイバーが目に付くようになったのも、夏のシーズンインを感じさせてくれます。エントリーするとやはり昨日同様に浮遊物が多くて透明度は10mそこそこ、しかし表層の水温は昨日よりも一段と暖かく感じ、エントリー前の日差しでスーツやフードも熱くなっているので、首や手首からスーツ内に海水を入れて冷やすほどです。今回は、他のゲストの多くが最初からタンク圧180気圧だったこともあって、ガイドの有馬さんは-5mくらいの表層をひたすらアサヒの根へ向けて水平移動してゆきます。はるか30m下にアサヒの根の入り口が見える頃から、今度はほぼ垂直にアサヒの根へ向けて”落ちて”行きます。すると10数メートルより深くは比較的澄んだ塩で見通しよい代わりに、水温がグンとさがりました。さすがに15℃まで下がると、セミドライスーツとは言えワンピースではすぐに寒さを感じてきます。まぁ、浅場に戻ればすぐに暖かくなると思って少々我慢しながら、ひたすらオシャレハナダイを探してあちこちの岩陰を覗いて廻りました。有馬さんもあちこち探していますが、なかなか見つからない様子。5分以上探してついにgive-upし、フタイロハナゴイの撮影で満足することにしました。

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減圧停止の指示が出始める直前で切り上げて帰り途に付き、コウリンハナダイygをちょっと覗いて、-25mのジョーフィッシュもちらっと立ち寄っただけで、落っこちそうな岩までほぼ一気に戻ってきました。ここまで来ると、ハナタツやタキベラygなどの被写体が増えてきます。バディのWさんがクマノミの産卵床にカメラを向けていると、そのカメラと彼女の手に親クマノミが激しく体当たりしていました。エキジット口の左ハシゴ手前では、大きな岩の垂直な側面で、ヘビギンポの♂♀の産卵行動をじっくりと眺めることができました。

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トウシマ団地の住人たち

 

  • Dive #542: ケイカイ浜、18の壁、Entry 11:51am, Exit 12:54am, Dive time 63min. Max. depth 14.3m, 残圧180→70bar, 透明度15m、水温20.6℃、晴れ、波静か、流れなし。

2本目は、ケイカイ浜です。ここ数日、他のショップからケイカイでハンマーヘッドの目撃情報が続いており、島の漁師さんの話でもケイカイ沖にハンマーヘッドやメジロザメがウロウロしている、とのことです。そこで、いつものケイカイとは違って、18の壁のてっぺんで根待ちです。

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ゲストも含めて皆それぞれの方向の彼方へ視線を凝らし、ハンマーヘッドの姿を待っています。っと思ったら、写真一番右のAさんは、一人だけ下向いて岩肌のマクロ生物観察してるじゃん! 根の周りにはキンギョハナダイがいっぱい群れていて、表層近くにも時折タカベの群れが通り過ぎますが、肝心のハンマーヘッドは一向に現れません。一回だけ、1.2mくらいの小型のマグロが7匹、水面近くをす~っと通り過ぎてゆきました。いつもならマグロが現れたら大声で皆に知らせるのですが、今日の本命はあくまでハンマーヘッドなので、控えめに指差しただけだったら、後で聞いたらそのマグロを見損なってしまったゲストもいたようで、気の毒なことをしてしまいました。 こんな状況で35分待ちましたが、ついにハンマーヘッドには出会えず、帰り途に付きました。


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