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春の伊豆大島ダイビング~3日目

2009-03-22 19:03:46 | SCUBA diving

前日とはうって変わって、朝からどんよりと曇り空で、午後からは天気が大きく崩れる予報です。しかし、朝のうちはまだ波、風とも穏やかな中、1本目は有馬さんのガイドでWさんと私の2名で秋の浜の右ゴロタ斜面へ潜りました。 エントリーすると昨日より一段と濁りが増した感じで、それは水深を下げてゆくに従って増し、-30mでは透明度は3mほどでナイトダイビングのようです。目的としたコウリンハナダイがいるはずの岩のすぐ横には、別のショップのダイバー3名ほどがいたので、そのコウリンハナダイは岩穴に入ってしまったようです。再び出てくるのを期待して、5分間ほどその場を離れて近くを一回り泳いで同じ岩に戻ると、その前にWさんがじっと待っているではないですか。もっと距離を離れないと、一度隠れたハナダイは出てこないよ~ 近くの岩の亀裂では、有馬さんがアカシマヒラヒゲエビを見せてくれました。 右の砂地の縁に沿って戻ってくる途中、-18mではサツマカサゴがじっとしていました。正面から段落ちにかけて、コケギンポsp.、スイートジェリーミドリガイ、オトメウミウシ、ヨゾラミドリガイが見つかりました。

Dive #594: 秋の浜 Entry 8:52、Exit 9:56、Dive time 64 min. Max depth 30.5m  Avg depth 15.5m、Temp 12.2℃、Visibility 3~5m

アカシマシラヒゲエビ サツマカサゴ コケギンポ sp.
スイートジェリーミドリガイ オトメウミウシ ヨゾラミドリガイ

 

休憩のため一旦クラブハウスに戻ると、「午後の東京行き高速船は欠航。14:30に大型船と熱海行き高速船が出る」との知らせが入っていました。元来は15:35発の久里浜経由高速船に乗る予定だったので、約1時間の繰上げです。1時間弱の休憩で慌しく2本目のダイビングに向かいました。

2本目は、再び有馬さんのガイドでWさんと2名で正面際へ潜りました。コンディションは1本目と同じで、中層を泳ぐにもコンパスを頼りにしないと、-20mの海底が見えません。-25mへ下りて壁の岩穴を一つずつ覗いてゆくと、有馬さんがエダツノガニを見つけて、砂地に連れ出してきてくれました。近くでイズカサゴを見つけて撮影していると、壁の上で有馬さんがムラクモキヌヅツミガイを見つけて呼んでくれました。落っこちそうな岩の下でヤグルマウミウシ、アカホシカクレエビを見てから段落ちに戻り、コールマンウミウシ、ナミマツカサ、フルセゼブラヤドカリ、ベニカエルアンコウを観察しました。段を上がったところでは、岩の下にミナミハコフグが5cmくらいまで成長していました。

Dive #595: 秋の浜、Entry 11:20、Exit 12:14、Dive time 54 min. Max depth 29.9m、Avg depth 14.8℃、 Temp 12.2℃、Visibility 3m

ミヤコウミウシ エダツノガニ イズカサゴ
ムラクモキヌヅツミガイ フルセゼブラヤドカリ
ベニカエルアンコウ トウシマコケギンポ ミナミハコフグ

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