今日は朝からLa Alhambra アルハンブラ宮殿を見学し、午後にはグラナダを発って帰国の途につきます。
アルハンブラ宮殿の見学には、一番ハイライトのPalacio Nazarie ナスル宮殿の見学に30分単位での事前の入場時刻の予約が必要で、私が入手したチケットは朝8:30の入場枠でした。この入場時間枠が結構厳しいから、指定された時刻にはナスル宮殿の入り口に並ぶよう、事前に言われていました。このためまだ真っ暗な7:45にホテル近くのバス停からバスに乗って、8時には正面チケット売り場に着きました。ところがこの正面ゲートの開場が8:30のため、結局30分あまりまだ暗く寒いゲート前で並んで待たされる破目に。下の写真は正面ゲートですが、この写真を撮ったのは帰り道、陽が登ってからでした。
入場が始まったら、予約時間があるので真っ先にPalacios Nazarie ナスル宮殿へ向かいました。
宮殿内では順路に従っていくつものPatio 中庭や部屋を見学しながら、事前に入手してきた音声ガイドを聴きます。この音声ガイドは英独仏伊西日の各言語に対応していて、案内地図に記された番号を押すとそこの案内が聴ける仕組みです。自分のペースで、必要なら繰り返し聴くこともできるので、実に便利でした。
一方でまだ朝早く、Patio 中庭に日差しが差し込まないため、宮殿内の各部屋は薄暗くて、その見事な装飾彫刻は写真にはうまく映らず、しっかりと目に焼き付けてくるのが精一杯でした。これがおそらく一番有名なPatio de los Leonis ライオンのパティオです。
Torre de Las Damas の前庭
Palacios Nazarie ナスル宮殿の内部を一通り見学するだけで、1時間たっぷりかかりました。
その後、続けて隣接するAlcazaba 要塞を見学しました。
Torre de La Vella からの360°の眺望です。
次に立ち寄ったのはIglesia de Santa Maria 聖マリア教会です。ここは、キリスト教徒がグラナダ制圧の象徴として、イスラム教のモスクを取り壊して同じ場所に建てた教会です。
建物は比較的簡素ですが、内部の聖母マリア像や絵画は見事で、しばし見とれました。入口の警備員さんに聞くと「写真を撮っても良い」というので、何枚か。
最後に、歩いて10分ほど離れたGeneralife 庭園と離宮を見学しました。あいにく真冬のため庭園の草花は植え込みの最中でしたが、春になるとさぞ美しく咲き乱れるだろうと想像させてくれました。
以上でAlgodonalesから続いたスペインでの全日程を終了しました。
朝チェックアウトしてホテルに預けておいた荷物を引き取り、市内のバスターミナルから高速バスに乗って、2時間余りでMalagaの空港に到着しました。下の写真はGranadaを後にしてバスの車窓から眺めたSierra Nevada 山脈の雪景色です。