明け方4時頃、大雨の音で目が覚めました。まるで全開の水道栓からホースで窓に吹き付けているような、ものすごい雨と風!朝8時半にサービスのクルマで迎えにきてもらったときは小止みになっていましたが、元町港は桟橋の上まで波を被っており、10分ほどでショップに着くとまた土砂降り。どうせ濡れるなら、とさっさとセミドライスーツに着替えて準備をするも、まだ開けていたファスナーから背中に打ち当たる雨粒が痛いくらいです。
- Dive #512 : Entry 9:16 Exit 10:14 Max. Depth 46.0m Avg. Depth 15.0m 水温 20℃ 透明度 10m 天候:雨 気温 20℃
秋の浜では、はるか沖合いでは白波が立ってだいぶ荒れているようでしたが、En/Ex付近の海面は昨日同様に静かで、雨雲で暗いこと以外は暖かくて快適な海中です。コース取りも昨日同様、アカイサキygを目指して際へ一直線でした。-43mの目的地の岩の窪みに着くと、一足先にセルフのMさんが、岩から3mほど下がってじっと見つめていますが、そこにはアカイサキの姿はありません。しばらく一緒に待ってみましたが、穴から出てくる気配も無く、少し下の方でキシマハナダイ♀を見ただけで、帰り道につきました。際沿いではキビレマツカサ、アカオビハナダイがみられ、段落ちではルリハタyg、産卵行動なのか2匹ピッタリくっついたイソカサゴ、テンクロスジギンポ、ミナミギンポ、コクテンベンケイハゼ、イレズミハゼ sp.2、がみられました。段の上からハシゴ下の海底では、あちこちの岩の表面でヒメギンポのの♂が♀を追いかけて産卵中でした。ハシゴの手前では1cmくらいのモンツキハギの幼魚も見られました。
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コクテンベンケイハゼ | イレズミハゼ属の一種(2) | 産卵中のヒメギンポ♂♀ |
- Dive #513: Entry 11:53 Exit 12:53 Max. Depth 30.8m Avg. Depth 14.3m 水温 20℃ 透明度 10m 天候:曇り 気温 22℃
2本目は、フタイロハナゴイの出現情報を得て、際の-30mへ向かいました。途中、ガイドの有馬さんが指し示して見せてくれたアマミスズメダイは、体長1cmに満たないチビ。でも、エメラルド色に光るアイシャドウがしっかり目立っていて、とても可愛いです。際に沿って水深を下げてゆくと、暗いせいかハナハゼが結構近づいてもホバリングしているので、1枚パチリ。目的の-30m付近に着きましたが、どこを探してもフタイロハナゴイは見当たらず、せいぜいスジハナダイくらい。岩穴を一つずつ覗き込んで戻りつつ、ミナミハコフグyg、サガミリュウグウウミウシ、ダイダイヨウジを見て、少し左の砂地へ出たところでは顔の大きさ5mmくらいしかないジョーフィッシュのチビがキョロキョロしていました。段落ちではアライソコケギンポが岩の表面に全身を現しており、入り込む穴を探しているようでした。他にはハナタツ、オトメウミウシ、ハシゴの直下では体長1cmくらいのキタマクラygが見られました。
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ハナハゼ | オルトマンワラエビ | ダイダイヨウジ |
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サガミリュウグウウミウシ | アライソコケギンポ | オトメウミウシ |
2本目のダイビングから上がってくると、ようやく雲の切れ目から薄日がさし始め、遠くに伊豆半島も見えるようになって来ました。