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事前にほとんどの組み立てを済ませて宅急便でショップに送ってあり、今朝は高速船で身軽に到着後、こちらもショップ宛てに届けてもらってあった高圧タンク(酸素&空気)と炭酸ガス吸収剤キャニスターを組み付けて、バッテリーを入れると器材の自己診断にしばらくかかり、ここまでちょうど1時間で準備完了。
進水式ダイビングはイントラの有馬さんが1:1で支援してくれて、野田浜に潜りました。体験ダイビングや講習にも使われる、静かな海面で比較的浅い海域です。まっさらのNEW器材のため、案の定ウェイトの調節に難儀。最初8kg付けてエントリーしたら全然不足で潜降出来ず、有馬さんが余分に持ってきてくれていた3kgを急遽付け足して、ようやく潜降出来ました。野田浜では水深5mから12mの間を泳ぎ回るため、わずかな上下の動きでも浮力の変化が大きく、常に浮力調節に神経を使います。SCUBAなら少し大きめに息を吸ったり吐いたりするだけで、簡単に2kgくらいプラス/マイナス調整出来るのですが、リブリーザーではそれが出来ないために、こまめにBCDのインフレーターで調節する必要があるんです。昼食をはさんでの2本目は、王の浜へ潜りました。
NEW器材の取り扱い習得に専念するため、今日のダイビングでは水中カメラはなし。残念ながら水中での画像はありません。その代わり、準備段階から有馬さんがいろいろ写真を撮って、ショップのブログに載せてくれました。こちらを是非見てください。
初日は2本潜って、最大水深は18m、合計潜水時間は90分、消費したガスは酸素が30%、希釈ガス(空気)は半分でした。手元のパドル(計器盤)の表示では、まだあと2時間潜れると表示されています。3Lタンク2本だけでこの潜水可能時間は前評判どおりの驚異的なものでした。
2日目はカメラを持って行くことにしました。1本目は前日と同じく野田浜です。SCUBA初心者ダイバーも一緒で、リブリーザー初心者の私にも丁度良い練習海域です。手元のパドルの表示はこんな感じ。左上の”1.2”の表示は、現在の呼吸ガスの酸素分圧 1.2 Barを示しています。周囲の水圧は水深11mで 2.2 Barですから、酸素濃度は55%になるよう調整されていることが判ります。
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アーチを抜けたところには、期待通りツバメウオの群れが待っていてくれました。SCUBAのダイバーが近寄ると逃げてしまいますが、その子たちが私の方へ向かって逃げてきます。呼吸の泡を出さずに潜っているので、比較的嫌がられていないようです。
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広~い砂地ではイサキの大行列。呼吸の泡を出さないため、こちらもSCUBAよりも容易に近寄れました。
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今回はマクロ系の被写体はほぼスルーしていたのですが、やはり可愛いこの子にはついパチリ。
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二本目には、待望の秋の浜に潜りました。
SCUBAで接近するとミツボシクロスズメはイソギンチャクの中に隠れてしまうのですが、今回は泡を出さないためなかなか隠れません。さすがにこちらの図体はデカいので、手が届くくらいまで近づくと警戒して隠れてしまいますが。
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こちらはヒメニラミベニハゼ。この子はライトの光を嫌がるので、リブリーザーで近づいてもあまり変わりありません。
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砂地のハゼたちも、ライトの光とダイバーのデカい図体を警戒しているのでしょう、泡を出さなくてもやはり近づくと引っ込んでしまいました。
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このヘラヤガラ、自分の図体もこんなにデカいのに、傍らに隠れてエサを横取りするつもりみたいです。
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近いよ~ こちらが睨まれているようです。
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ハダカハオコゼ。この子はしっかり擬態して身を隠しているつもりなので、リブリーザーでなくてもいくらでも近寄れます。
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楽しい秋の浜デビューでした。
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