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最終日、デリキョンマで2本ダイビング

2007-10-26 20:09:40 | SCUBA diving
 沖縄の東海上に停滞していた熱帯低気圧が台風20号に発達した。東からのウネリは昨日より大きくなり、安脚場や嘉鉄など海峡東側のポイントは、だいぶ厳しくなっているようである。
 
 今日は、三井商船の「にっぽん丸」が神戸からの国内クルーズで古仁屋港に入港してくる。昨年までは奄美の入港地は名瀬だったらしいが、今年は古仁屋への招致に成功し、町の商工会は大いににぎわっている。そんな喧騒をよそに、いつも通り「きゅらむんⅡ」に乗って古仁屋港を出て、大島海峡を西へ向かうと、間もなく入港してくる「にっぽん丸」とすれ違った。まっ白い船体に真紅の大きな煙突が、日本の国旗を模したトレードマーク。大島海峡と加計呂麻島の海と山をバックにして、良く映える。
 
 ダイビングの最終日となる今日は、大島海峡の西側の出口にも近い、デリキョンマで2本潜った。波は静かで流れもないようだが、あいにく透明度はイマイチのようだ。一本目は西側のブイ。ボートを係留するブイ下-3mから、緩やかな砂地斜面に数多くのサンゴが点在している。砂地には大小のダテハゼ、クビアカハゼが多数見られたが、希少種は見つからなかった。20cm径程度のハナヤサイサンゴには、それぞれにダルマハゼ類がついており、サンゴが小さく周囲が砂地のため撮影に適している。
 昼食休憩をはさんで、2本目は東側のブイ。-2m程の浅い根頭に、ビッシリとテーブルサンゴが発達している美しいポイント。周囲は円錐状になだらかな砂地斜面となっていて、数多くの小さなサンゴが点在している。中層にはタカサゴの群れも現れたが、透明度がイマイチで遠くまで見渡せない。サンゴには数多くのスズメダイやチョウチョウウオの幼魚、ダルマハゼ類が付いていて、浅場でもまったく飽きることがなく時間が過ぎてしまう。
ダルマハゼ
ヨコシマモシオエビ
フタイロサンゴハゼ
ヒレナガスズメダイ yg

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