９月６日（木）から７日（金）にかけて、強い台風９号が東日本を縦断して行きました。その日私は高知県柏島へ行っていましたが、大雨洪水警報のため娘が通う高校は休校になりました。本サイトのサーバーが設置されている長野県軽井沢町の山荘でも６日の夜に１５分間程度の停電があり、サーバーの運用も自動的に一時停止いたしました。
一週間後、山荘に来てみると、あらためて台風９号が残した爪痕に驚かされました。山荘のすぐ裏手を流れる小川は、夏季には大抵涸れてしまうのですが、春先の雪解けでも見られない位の水位で流れています。前を通る町道は、大雨の時にはしばしば川のようになりますが、まだ分厚く土砂が堆積し、山荘入口のフェンスには山のほうから流れてきたと思われる折れた枝が多数絡み付いていました。近くの別荘地では、幹の周囲２ｍ、高さ２０ｍほどもあるカラマツの大木が３本、根こそぎ倒れていました。９月中旬になると軽井沢町ではあちこちでコスモスが満開になりますが、今年はどこの花壇でもコスモスは強風で根元からなぎ倒されていました。
幸いにも人的、物的な被害を直接蒙ることはなかったものの、地球温暖化の影響で強い勢力のまま直撃してくる台風の威力を、あらためて感じさせられます。
