神奈川県厚木市の相模川へ来てみました。河幅50mほどの本流の中程には、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモが混じって全部で20羽ほどがいましたが、警戒心が強くて飛び去ってしまいました。10羽ほどのカワウと、ダイサギ、アオサギは、比較的のんびりと浅瀬を歩いています。 河原の藪には多数のカワラヒワのほか、セグロセキレイ、ハクセキレイ、スズメ、シジュウカラ、ホオジロ、キジバト、ツグミ、トビがいました。1羽のノスリが川筋に沿って頭上を悠然と下流方向へ通り過ぎてゆきましたが、カメラを向けるのは間に合いませんでした。川筋に沿って河原を下流方向へ歩いていくと、カワセミを見つけました。距離は約15m。しかし、あいにくの曇り空のために、特徴的な瑠璃色の背中が今ひとつ映えません。
昼食の後、場所を変えて5kmほど下流の県立相模三川公園へ来てみました。ここには広い砂利の河原が広がります。身を隠す藪がないので、なかなか近付くことができませんから、水際から5mほど下がって座り込んで、鳥の方が近くに寄ってくるのを待ちました。すると、セグロセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリが流れ際を歩きながら、しきりに川面の上へ飛び上がっては小さな昆虫類を捕らえていました。
少し河原を歩いていると、ここでも多くのカワラヒワに混じって、メジロの姿もありました。モズもいました。流れの方に目を戻すと、5羽のカイツブリがいました。距離は20m少々ですが、逆光気味でフォーカスを合わせるのが難しく、ピンボケ写真になってしまいました。