yosiの別館

日々の出来事また思いついた事、感じた事などなどを綴っていきます。沢山の人と出会い楽しみにしてます。

昨年と同じ生活を

2012年03月24日 13時20分39秒 | 日記
ふと、思いました。

私は、昨年のこの時期と同じ生活は出来るだろうか?と
出来ないです。

あの時は、食べ物も着る物もいっぱいいっぱいで
生きる、生き抜くことだけで
ホントに大変だった

ライフラインすべてなし

日の出とともに動き出して、日の入りとともに終わらせる

服装は、ジャージ着て長靴履いて、よれよれの防寒着
マスクして、帽子をかぶって
泥のかき出し
給水車が来てると言えば、ペットボトルを沢山持って水をもらい
お昼炊き出ししてくれる情報が入れば
その場に行ってお昼を食べ
少し大きななべに他の人の分をもらって来たり
物資がもらえるといえば
大きな袋を持って行きもらってくる

食べ物さえ、支給のパンは、賞味期限切れ
おにぎりも同じで、
冷たいし、ぱさぱさだったし

今の生活って、なんて贅沢だろうってふっとつぶやいたら
普通の生活に戻っただけだよって返答が


普通の生活って、素敵過ぎます。


読み聞かせの講演会

2012年03月21日 22時05分29秒 | 読み聞かせ
先日、赤木かん子さんが
東松島市に来て下さいまして

「今の子どもの文化事情」という講演会がありました。

結論から言いますと
子どもの本は、強制して与えないと言うものでした。
え~~、納得と言う話ばかりで

子供の興味のない本は、与えない!

それから、古い本も使えないから新しいのを贈ろうと言うものでした。
同じ本でも、書体が違うと読みにくい
また、文体や使っている言葉も古いのはダメ

電話ボックスで電話をかけるや
ポケベルを使う
それだけでも、古いと感じるし
今の子供たちは、そこから考えなくちゃ調べなくちゃいけないから
大変。だというのです。

学習漫画などは
素晴らしい

子供にわかりやすく書いてあるので
マンガを与えるのもいいそうです。

読み聞かせをする場合には
3冊読み聞かせするうちの1冊を科学の本にするのもいいだろうと言うのです。

とにかく、子供が興味を持つ本

データの古い本は、使えないから廃棄する!だそうです。

それから、今の絵本もダメと言いきった
子供が興味を持つ絵本じゃなくて
今は、大人が読む様な絵本になってるだそうです。


熱く熱く語ってくれたので
時間オーバーで講演会が終わりました。
それだけが残念です。

ただやっぱり、赤木かん子さんは、読み聞かせをする人じゃなく
図書館屋さんなので

私が求めてた情報は少なかった。

瓦礫処理

2012年03月19日 14時38分20秒 | Weblog
あの山積みの瓦礫は
震災前は、みんな生活に必要なものだった
家だったり、家財だったり、自家用車だったり

瓦礫の一次置き場は、子供が小さかった時一緒に遊んだ公園
私が、通ってた学校の校庭などなど

石巻市で、616万トン
東北3県で一番多いんだって

その処理を石巻市だけで行うと100年以上かかるそうです。

小さな子がいるお母さんが言ってた
あの瓦礫の山を見て育てるのは、環境的によくないよね。
公園には、瓦礫や仮設住宅建ってるから
遊べないし
学校だって、ほら、仮設校舎だっちゃ


石巻市「がれきは安全」 広域処理推進 県外にアピール
三陸河北新報
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2012_03/i/120314i-gareki.html
そんなこと言っても
広域処理に関しては・・・・
安全なら地元で処理しろ! 地盤沈下したところに埋めろ!
何て言う人もいます。

そろそろ、2次処理施設も出来上がります。
地元で出来る事を頑張ってます。

ただ少し、処理施設を作る土地が足りないから
処理するのにこのままだと100年かかるから
力を貸してもらいたいだけです。


絆や復興、助け合いなんて、いくらでもキレイな言葉は並べられます。

そして、石巻市の方でも他の地域に頭下げて
瓦礫処理手伝って貰う努力しなくちゃ

大人の私たちは、それはそれで仕方がないけど
これからの子供たちは
一生、瓦礫の中で生活はしてはいけないと思う。

石巻には、青い海も川も、山も
キレイな景色が沢山あったのだから


1年が経ち

2012年03月13日 14時03分18秒 | 日記
正直、疲れた

もう、頑張れない

何をどうしていいのかわからないまま、1年が過ぎた。

私のビデオカメラは
昨年の娘の卒業式2011.3.11から
何も映ってない

怖いから

今年の3.11は、石巻に居た。
娘も旦那も
何が幸いするかわからない
あの日と同じように、家族が石巻に居た

地震発生時2:46には、遠くの方でサイレンが鳴った
未だに、石巻の家周辺には防災無線がない

ふと、携帯を見たらメールが来た
友人からだ
「生きてくれて  ありがとう」
たったそれだけだったけど
涙が出た。
生きるのがクタクタで何をどう頑張っていいのかわからないけど
気にかけてくれている人がいるって
凄く嬉しかった。

少しずつ、気持ちを取り戻す

小鳥の鳴き声に癒され
道端に咲いてた

オオイヌノフグリ

春は、またやって来る!


あの日

2012年03月07日 11時08分30秒 | 日記
あの日が近づいて来ました。

追悼イベント等が大なり小なり行われる石巻
他の方々も入って来るんだろうなぁ
石巻混むよなぁ
と、思う私

1年が経つから
テレビも特番が多い

見るのも辛いなぁと思いながらも
平然として見れている私

この1年適当に頑張ってたからかなぁ

あの場所から、逃げるようにここに来たから
他人事のように見えるのか

ウチの両親は、あの場所から動かなかった
今でも修理が入らない家で暮らしている
母は、もう津波の映像やその他モロモロ見るのも嫌だって

心の復興も必要だよね

私も、疲れない様に石巻へ行ったり来たり


ひなまつり

2012年03月05日 11時48分48秒 | 日記
毎年、娘の為にケース飾りの雛人形を飾ってましたが

今年は、雛人形は無事にあるけど
飾る場所がなく
石巻の家に置きっぱなしです。

仕方がないかぁという反面
少し寂しい気がします。

少しでもひな祭りらしくと思い
ちらしずしとはまぐりのお吸い物を

それから、桜餅を買い


近所のお菓子屋さんに行ったら
サクラロールケーキと言うものもあって


それらしく過ごしました。

来年は、石巻の家に、ケース飾りの雛人形が飾れる生活出来てます様に