ドジャースがナ・リーグ西地区7連覇、シーガーが2本塁打
19MLB、ボルティモア・オリオールズ対ロサンゼルス・ドジャース。ナ・リーグ西地区優勝を喜ぶロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウ(右、2019年9月10日撮影)。(c)Patrick Smith/Getty Images/AFP
【9月11日 AFP】米大リーグ(MLB)は10日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)はコーリー・シーガー(Corey Seager)の2本塁打などでボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)に7-3で勝利し、7年連続となるナ・リーグ西地区優勝を果たした。
この日5打点と大活躍したシーガーは「気分は最高。何回経験しても飽きない」とコメントした。
ドジャースのクレイトン・カーショウ(Clayton Kershaw)は、「最初のワールドシリーズで負けたあとは、やや二日酔いの状態でシーズンに臨んでいたかもしれない」とコメントした。「でも去年のワールドシリーズで敗れた後は、より決意を固めて新シーズンに臨み、少し集中していたかもしれない」
1回に3点本塁打を放ったシーガーは、3回にも2点本塁打を記録。序盤のうちに大きなリードを手にしたドジャースは、わずか1万2000人ほどの観客しか入らなかった敵地オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ(Oriole Park at Camden Yards)で、その後も余裕をもって試合を進めた。
5回にはギャビン・ラックス(Gavin Lux)にもメジャー初本塁打が生まれ、ドジャースは全7得点のうち6点を本塁打でたたき出した。
また、先発登板したウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)も7回を投げて11奪三振と好投。被安打4の無失点で勝利投手となり、今季の成績を13勝3敗とした。(c)AFP
M・ジョーダン氏、ハリケーン被害のバハマに約1億円を寄付
ハリケーン被害に遭ったバハマを救援するため、支援金を寄付したマイケル・ジョーダン氏(左、2018年9月30日撮影、資料写真)。(c)Eric FEFERBERG / AFP
【9月11日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)の伝説的選手であるマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が、ハリケーンの甚大な被害に遭ったカリブ海(Caribbean Sea)の島国バハマを救援するため、支援金として100万ドル(約1億700万円)を寄付した。ジョーダン氏の代理人が10日に発表した。
NBAのシャーロット・ホーネッツ(Charlotte Hornets)のオーナーを務めるジョーダン氏は、ツイッター(Twitter)に投稿した発表文の中で、バハマでのハリケーン「ドリアン(Dorian)」による壊滅的な被害に「非常にショックを受けた」と投稿した。
ジョーダン氏は「ドリアンがバハマにもたらした壊滅的な被害に非常にショックを受けている。バハマには家があり、頻繁に訪れている」と続けた。「被害に遭った人と、愛する人を亡くした全員にお見舞いを申し上げる」
ジョーダン氏はまた、支援金が「何よりも大きな影響を残すであろう」バハマにある、非営利団体にこの支援金を分配したいと述べた。
「バハマの人々は強く、逆境にも負けない。現地の人はこの最悪のハリケーン被害から立ち上がろうと努力しており、私の寄付が役に立つことを願う」
56歳のジョーダン氏は昨年、ハリケーン「フローレンス(Florence)」が米ノースカロライナ州やサウスカロライナ州を襲った際も、支援金として200万ドル(約2億1500万円)を寄付している。
NBAファイナルで6度の優勝を果たしたジョーダン氏は史上最高のバスケットボール選手の一人と広く認識されており、引退後にホーネッツのオーナーに就任した。(c)AFP
2型糖尿病リスク、身長低い人の方が高い ドイツ研究
血糖値を測定する糖尿病患者(2011年9月22日撮影、資料写真)。(c) ELMER MARTINEZ / AFP
【9月11日 AFP】身長が低い人ほど2型糖尿病を発症するリスクが高いとする研究結果が今週、医学誌「ダイアベトロジア(Diabetologia)」に発表された。
論文によると2型糖尿病の発症リスクは、身長が10センチ高くなるごとに男性では41%、女性では33%減少するという。論文の執筆陣は、身長が低い人の方がリスクが高いことについて、肝臓の脂肪含有率がより高いこと、また心臓病や梗塞、糖尿病のリスク要因がより多いことが関係していると推測している。
今回の研究はドイツのポツダム(Potsdam)で1994年から1998年にかけて、40~65歳の女性1万6600人以上と男性1万1000人近くを対象に行われた詳細な医療調査を分析した。研究者らは「これらの所見は、身長が糖尿病リスクの有益な予測マーカーだということを裏付けるものだ」と結論付けている。
国際糖尿病学会(International Diabetes Federation)によると、世界には約4億2000万人の糖尿病患者がおり、その数は2045年までに6億2900万人に増えると予測されている。
糖尿病は1型と2型の2種類に分類される。糖尿病全体の1割を占める1型糖尿病は、血糖値を調節するホルモンの一種であるインスリンが体内で作られない状態で、通常幼少期に診断される。一方、2型糖尿病は、体内でインスリンは作られるが十分でなく、血中に糖がとどまってしまう。(c)AFP
バンダイが特製ガンダムフィギュア贈り感謝、上海警察に 商標侵害事件を摘発
バンダイが上海市公安局黄浦分局に贈った「ユニコーンガンダム」の特製フィギュア。上海市公安局黄浦分局提供(2019年9月2日撮影)。(c)Xinhua News
【9月11日 Xinhua News】中国上海市公安局黄浦分局がこのほど、バンダイから「ユニコーンガンダム」の特製フィギュアと感謝を伝える中国語のプレートを受け取った。
同分局によると、バンダイ法務・知的財産部の小久保秀剛ゼネラルマネジャーやバンダイナムコの中国子会社「万代南夢宮(中国)投資有限公司」法務部の代表ら6人が今月初旬、同分局を訪れ、バンダイの商標権を侵害する偽物商品販売に関する重大事件摘発に感謝の意を表し、フィギュアとプレートを贈った。
123種類の偽物のアニメ玩具約100万点と製造用の金型約1200点のほか、加工用工作機械や輸送用車両など、犯行に用いられた一連の道具が押収された。被害額は3億元(1元=約15円)に上る。
バンダイから贈られたプレートには「執法維権先鋒、知識産権衛士」(法執行と権利保護の先鋒、知的財産権の護衛兵)と記されている。
同分局は、これは警察の事件処理が認められたことを示すもので、贈呈品は規定に従い適切に扱うとともに、引き続き全力で職務に当たり、法に基づいて各方面の知的財産権を厳格に保護すると表明した。(c)Xinhua News/AFPBB News
アマゾンのデンキウナギ、3種存在 電圧860Vの種も
デンキウナギ(エレクトロフォラス・ボルタイ種)。レアンドロ・メロ・デ・ソウザ教授提供(2019年9月9日提供、撮影日不明)。(c)Leandro SOUSA / AFP
【9月11日 AFP】ブラジル・アマゾン盆地(Amazon Basin)に生息するデンキウナギはこれまで1種しか存在しないと考えられていたが、実は3種存在することが、DNA調査で明らかになった。うち1種の電圧はこれまで確認されていた最高電圧を上回るという。
ブラジル、スリナム、ガイアナなどにまたがる「大アマゾン」として知られる地域には、1種類のデンキウナギしか存在しないとこれまで数百年の間、考えられていた。
当初、アマゾン盆地の異なる地域から採集された個体に、視認できる違いはほとんど認められなかった。だが、研究チームが採集した標本107体のDNAなどの分析を進めた結果、これまで知られていたエレクトロフォラス・エレクトリクス種に加え、エレクトロフォラス・ボルタイ種、エレクトロフォラス・バリイ種という2種も存在することが明らかになった。
研究チームらは、3種のデンキウナギが数百万年前に共通の祖先から進化したと推論している。
また、3種のデンキウナギの生息域が明確に分かれていることも明らかになった。エレクトリクス種はギアナ楯状地(Guiana Shield)、ボルタイ種はその南に位置するブラジル楯状地(Brazilian Shield)、バリイ種は川の流れが遅い低地のアマゾン盆地の水域にそれぞれ生息している。
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
猫捕獲のわな、絶滅危惧種が捕まり死ぬ 環境省見直しへ検討する。
環境省が奄美大島で実施している猫の捕獲事業で、希少動物のアマミノクロウサギやアマミトゲネズミなどが誤って捕獲され、死んだ事例があることが環境省への取材でわかった。同省は「たいへん残念なこと」として、わなの方法などを見直す方針という。
同省は、奄美大島の山中で野生化した猫の一部が島固有の希少動物を捕食しているとして昨年7月、わなによる捕獲を始め、100~300個を設置した。
今年3月末までにアマミノクロウサギ1匹とケナガネズミ3匹、国の天然記念物ルリカケス1羽を捕獲。事業を請け負う奄美自然環境研究センターの作業員がわなから放した。8月23日には、アマミトゲネズミ1匹が、わなの中で死んでいるのが見つかった。
アマミノクロウサギとケナガネズミ、アマミトゲネズミは環境省のレッドリストで「絶滅危惧ⅠB類」(近い将来、野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定されている。一方、野生化した猫は2015年時点で600~1200匹と推定され、今年7月までに83匹(飼い猫とみられるもの3匹を含む)が捕獲されたという。
環境省希少種保全推進室の担当者は「希少動物が誤って捕獲されるリスクはなるべく排除されるべきだ」と話している。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*絶滅の対象者がこの道具で捕まり、死亡するのは痛ましいし、もっと改良したべつの道具で安全確保に努めるべきでしょう。