米、フレーバー付き電子たばこ禁止へ 関連死受け
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電子たばこを吸う人。米ワシントンD.C.で(2018年10月2日撮影、資料写真)。(c)EVA HAMBACH / AFP
【9月12日 AFP】米政府は11日、電子たばこが関連するとみられる疾患による死亡事案を受け、増える若者の使用を食い止めるために、風味(フレーバー)付き電子たばこを禁止する方針を発表した。
もしも若年層が風味付き電子たばこから移行し、喫煙者の禁煙補助により適切とみなされているたばこ味の製品を使用するようになれば、電子たばこ全体が禁止される可能性もある。
トランプ氏は「私たちは二人ともこの件を読んで知っている」「電子たばこで人が死んでいることを、多くの人が読んで知っている」と話し、対策を講じると誓った。
この動きは、急成長している電子たばこ産業に深刻な打撃を与える。米調査会社グランドビューリサーチ(Grand View Research)によると、世界の電子たばこ産業は昨年段階で102億ドル(約1兆1000億円)規模となっている。(c)AFP/Issam AHMED
ノルウェーで犬に謎の病気、少なくとも約200匹発症 25匹死ぬ
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犬を散歩させる男性(2019年2月19日撮影、資料写真)。(c) Thomas Warnack / dpa / AFP
【9月12日 AFP】ノルウェーで、ここ数週間に約200匹の犬が原因不明の嘔吐や血便を伴う下痢、極度の疲労などの症状を発症し、9日までに約25匹が死んだことが分かった。国の獣医師機関が発表した。保健当局は犬同士の接触を避けるよう警告しており、飼い主の間に不安が広がっている。
ノルウェーには国レベルでの犬の登録制度はなく、実際の発症数は不明。獣医師機関の広報担当者によれば、一連の症状を引き起こす犬の疾患は幾つもあり、「必ずしも同じ病気とは限らない」という。
発症例が多く確認されているのは首都オスロと周辺地域だが、国内の他の地域でも数件報告されている。
保健当局は、犬には常にリードを付け、犬同士の接触を制限するよう飼い主に勧告。公共の場所では犬を散歩させる人の姿が減り、ドッグショーや愛好家の集いなども相次ぎ中止された。
ソーシャルメディア上では原因をめぐり、ウイルス説、細菌説、食中毒説、意図的な毒物投与説など、さまざまな憶測が広がっている。
食品安全当局者は「この病気の何が不可思議かというと、非常にたくさんの健康な犬が短期間に急速に発症している点だ」と話した。獣医師機関は、サルモネラやカンピロバクターによる感染症や、殺鼠剤の誤食の可能性はないと断定している。
これまでのところ人への感染の兆候はないという。(c)AFP
国宝級青銅器、日本から返還 中国国家文物局
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日本から返還された曽伯克父青銅組器。国家文物局提供(撮影日不明)。(c)Xinhua News
【9月12日 Xinhua News】中国国家文物局は10日、日本に流出していた中国西周後期から春秋初期の「曽伯克父(そうはくこくふ)青銅組器」が中国へ返還されたと発表した。同局は公安部門との緊密な連係と在日本中国大使館および関係部門の強力な支援の下、5カ月に及ぶ大規模な返還活動を行った結果だと説明した。同青銅器は8月23日深夜、北京に到着しており、近日中に公開される予定。
同局の関強(Guan Qiang)副局長は、「曽伯克父青銅組器」は中国がここ数年、海外オークションでの違法取引阻止に成功し、国際的な返還活動で戻ってきた最も価値の高い文化財だとした。
研究では、これらの青銅器が近年、湖北省(Hubei)随州市(Suizhou)の春秋初期曽国上級貴族墓から盗掘されたことが分かっている。青銅器8点全てに銘文があり、合計330字に及ぶ。重要な学術的価値があることから、専門家はこれら全てが中国の1級文化財に相当すると鑑定している。
関氏は、文化財が返還されたのは、文化財部門と公安機関、在外公館が一致協力し、最良の返還活動計画のもとで努力した結果だと指摘。中国が、関連する国際条約に基づき日本政府の連携と支援を得て実現した文化財返還であり、流出文化財の返還で新たな実践事例になったとした。(c)Xinhua News/AFPBB News
米教会、ホームレス監禁し物乞い強要か 指導者12人逮捕
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米カリフォルニア州の路上で眠るホームレス(2019年8月2日撮影、資料写真)。(c)Frederic J. BROWN / AFP
【9月12日 AFP】米カリフォルニア州を拠点とするキリスト教会が、路上生活者らを監禁して週6日の物乞いを強要し、福祉給付金を詐取していたとして、連邦司法当局に摘発された。
米LAでホームレスの人たちにクリスマスの食事が振る舞われる様子(2017年12月)
この教会は、特定教派に属さない「インペリアル・バレー・ミニストリーズ(Imperial Valley Ministries)」で、米国とメキシコに約30支部を持つ。連邦司法当局は10日、元牧師ビクトル・ゴンザレス(Victor Gonzalez)容疑者ら教会の指導者12人を、共謀、強制労働、身分証明書の没収、給付金詐欺を行った疑いで逮捕した。
最終的には自宅に帰れると言われて誘いに乗った被害者らは、鍵の付いたグループホームに閉じ込められ、逃げられないよう身分証明書を取り上げられた上で、生活保護給付金を巻き上げられていたとされる。
被害者らは厳格なルールを必ず守るよう要求され、聖書以外の読書や「俗世」に関して話すことを禁じられた。週6日、1日当たり9時間の物乞いを強要され、逃げたら子供を連れ去ると脅迫された人もいたという。
訴状によれば、被害者2人が脱出に成功し、このうち窓を割って逃走した17歳の被害者が隣家に駆け込んで警察に通報した。もう一人は糖尿病の女性で、治療を受けさせてもらえずにいた疑いがあるという。(c)AFP
カタルーニャ独立派デモ、参加者減で60万人 スペイン
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スペイン・バルセロナで行われたカタルーニャ自治州の分離独立を求めるデモで、カタルーニャ独立を象徴する旗「アスタラーダ」を掲げた参加者ら(2019年9月11日撮影)。(c)Pau Barrena / AFP
【9月12日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の祝日に当たる11日、州都バルセロナ(Barcelona)でスペインからの分離独立を求める恒例のデモが行われ、警察発表によると約60万人が参加した。デモはカタルーニャ独立派の影響力を試す試金石とされているが、独立派が分裂する中、参加者数は昨年の約100万人から大幅に減り、2012年のデモ開始以来最低となった。
9月11日は、1714年にスペイン継承戦争でバルセロナが陥落したことを記憶する祝日「カタルーニャの日(ラ・ディアダ、La Diada)」に当たる。2012年から毎年、この日に合わせて独立派のデモが行われている。
独立宣言が無効とされてから2年のうちに独立運動は内部分裂を起こし、激しく対立。今年のデモの参加者数は著しく減少し、参加者を輸送するバス数百台をチャーターしていた主催者を落胆させそうな結果となった。(c)AFP/Daniel BOSQUE
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
部屋は30度超、水なし 「蒸し風呂」で夫は亡くなった!
台風15号が直撃した千葉県では、停電や断水が続き、エアコンが使えず水不足の中、熱中症とみられる症状で少なくとも2人が亡くなった。
その一人、市原市岩崎2丁目の大浜芳満さん(66)宅が停電したのは、県内に台風が到来した9日未明。妻ウノさん(49)によると、クーラーや水道が全く使えなくなった。
芳満さんは心筋梗塞(こうそく)を患い、約10年前にバイパス手術を受けた。体が弱く、隣で経営するホテルの事務所で留守番をしながら通院と服薬を続けていた。
「食欲がない」。9日朝、芳満さんは元気がなく、玉の汗を流していた。朝食はパンと牛乳しか口にせず、昼ごろまで隣のホテル事務所内で過ごしたが、汗が止まらず、食欲もない。「暑くて事務所におれないわ」。芳満さんはそう言い残すと、昼すぎ、自宅2階の自室のベッドで横になった。窓を開け、うちわで暑さをしのいだが、室内は「蒸し風呂状態だった」(ウノさん)。
翌10日朝、芳満さんは真っ赤な顔で「氷水が飲みたい」と訴えた。だが、水は出ず、コンビニの飲み物は完売。知人にもらった飲み水もすぐに尽きた。エアコンがきいた場所に行くよう促したが、周辺のホテルなどはどこも満室だった。
午後2時ごろ、氷を包んだタオルを首に巻いて寝ていた芳満さんを気にしながら、ウノさんは宿泊客の夕食作りのため、隣のホテルに向かった。
午後5時すぎ、首に当てていた氷を取り換えようと自宅に戻ると、芳満さんの姿が見えなかった。家中を探すと、トイレの前でうつぶせで倒れていた。意識がなく、呼吸もしていない。顔は赤く腫れ、唇は色を失っていた。「起きて、起きて。しっかりして」。ホテルの宿泊客に助けを求め、すぐに救急車を呼んだが、心肺停止状態。医師から「午後3~4時に熱中症で死亡した」と伝えられた。
「電気も水も出ない状況は初めて。自家発電も備えておらず、クーラーがないのが一番きつかった。無理を言ってでも、近くのクーラーがきいている所へ連れて行くべきだった」。ウノさんは涙目で語った。室内の温度は、11日午前0時の時点でも32度だったという。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*自然災害には人間は弱いもので、それなりの防護できる準備を備えないと、この世とも縁が亡くなる。例えばエンジンウエルダーを備えて電気を供給するとか、後は災害用品を備えておくとか、しないと生きていけない.電気の供給と水がないと一番困るし準備を怠ることがないようにしなくてはならない。