更新剪定後の【なすび】。
今のところ順調に生育している。
小谷 稔 『黙坐』
毎日新聞の短歌欄で手違いがあり、間違って私の名前が掲載された。
( 2016/08/04 毎日新聞社から何回も電話 )
そのことで選者先生、毎日新聞社より2回ずつお詫びの電話をいただいた。
( 2016/08/11 シルバーカーにおはようと声かけられて )
選者先生より「お詫びと言ったらなんですが・・・、私の歌集をお送りしたいと思います・・・」
と、
2016/08/12 撮影
さっそく送っていただいた。
小谷稔先生の第五歌集 『黙坐』。
『歌集 黙坐』
小谷稔著
現代短歌社発行 ¥2,500.
平成19年から平成27年まで「現代短歌」「現代短歌新聞」「歌壇」「うた新聞」
などに発表された686首が収容されている。
知っている地名が多くあり一気に読ませてもらった。
「後書」によると、この9年間に先生は兄を失い、ご自身も2回の手術を受けられた。
その関係で病気、郷里の作が多い。
退院の兄
なへ
《足蹇を人に見らるるを憚るかわづか三軒残れる村に》 (小谷稔 『黙坐』)
声を放つ
《花の名を季節を追ひつつ思ひ出し遂に寂しも声のなきもの》 (小谷稔 『黙坐』)
《もの言へぬ四月を耐へてわが癒えし声を放たむ流るる雲に》 (小谷稔 『黙坐』)
読むだけでは頭に残らないので書き写し、赤鉛筆を持ちながら再読しようと思い
パソコン入力を始めた。
のち