SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

「霞町物語」を読んだ。

2016年07月04日 15時50分26秒 | Weblog
西麻布あたりに住んでいた著者のエッセイなのかな?

俺の時代と重なった。

ディスコ赤阪無限がよく出てくるな。

あのころ、1976年ごろ、俺は無限にはいかなかった、一度店の扉を開けたら、黒人のたまり場で、ただでは帰れない雰囲気だったからだ。

すぐそばにある、ビブロスによく行っていた。

俺はR&Bでなく、コンチ(コンテンポラリーファッション)でなく、ハードックでロックンローラーファッションだった。

オーティスレディングは知っていたけど、俺はディープパープルが好きだった。

ファッションは違っていても、リーゼントが共通の流行だった。

今と違って、男も女も、ファッションにこだわって格好良かったけど、何かにつけて、殴り合いの喧嘩をすることが常だった。

あのころ、入れ込んだ女も、今じゃ亡くなっていたり、面影もないババアになってしまった。

俺だって、みすぼらしい腐れジジイになり下がった。

正直、今の方が生きやすい時代だと思う。

殴り合いもなく平和で、駅にタン壺もなく、喫煙者が虐げられていて清潔で、何よりも女が男に虐待を受けることが少なくなったことが進歩だ。