SHOUTS TO THE SOUL !!   岡崎 陽

根っからのネガティブ人間。
無能、ノミの心臓が語るブログ。

「サウダージ」を読んだ。

2016年10月12日 17時21分54秒 | Weblog
サウダージ、ポルトガル語。

追い求めてもかなわぬ憧れという意味らしい。

主人公裕一、几帳面で冷静だ。

ここに登場する女はみんな自己主張が強く、自分勝手で常に誰かにすがろうともがいている、そのために男に対して体を開く、そんな女だらけ。

裕一も女は全てこんなものだと諦めているように思える。

「人間って、まぬけな生活に熱中して大切なことを忘れてしまうのよ」

「そう、のろまな生活・・」 全くその通りだと思う。

おっさん、つまらない女に熱上げてんじゃねえよ。







どうにもならない

2016年10月11日 23時34分15秒 | Weblog
動物指導センターなんて名ばかりの、殺処分場。

保護された犬猫は5日後には殺される。

捨てた罪のある人は裁かれず、捨てられた被害者である犬猫が死刑になるんだ。

こんなこと、人でなし以外の何者でもない。

それを行政が、国が行っているのだから、日本は腐っていることは確かだ。

中には人らしいことを行っている人もいる。

殺処分になる前に引き取り、里親が見つかるまで、飼い続ける人達。

それでもほんの少数の命が救えただけだ。

保健所の言い分「殺されたくなければ、引き取りなさい」と言う、脅し。

それに知らんぷりする人、それでも捨てる人。

俺が人を憎むのは当然の摂理だ。

俺も何もできない、でも捨てることは絶対にしない。

今日も茨城県動物指導センターで7頭の犬猫が収容された。

殺処分全国ワースト1位の茨城県、悪い奴が日本一多い県だ。


茨城県動物指導センターホームページ

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「あなたと、どこかへ。」を読んだ。

2016年10月08日 14時53分45秒 | Weblog
8人の作家による短編集。

表題の通り、テーマはあなたと、どこかへ行くという物語だ。

車でドライブするんだけど、その目的、理由が暖かい。

兄弟、元恋人、妻、母など様々だけど、主人公が40歳より上というのが嬉しい。

ただ、作家の魅力に大きな差が出てしまった。

大物、片岡義男の作品は臨場感の表現がしつこくて、どうにも読みづらく、途中下車してしまった。

川上弘美はアンカーなだけあって、他の作品を圧倒する素晴らしさだ。

格の違いをまざまざと感じた1冊だった。



雨の土曜日

2016年10月08日 12時35分49秒 | Weblog
会社の事務所には俺一人だ。

電話はならない、他の社員もいない。

仕事は普段の2倍は進む。

今、昼食を食べた。

コンビニで買った、豆腐、味噌汁、家から持ってきた、切り干し大根。

400カロリー程度かな?それでも満腹になった。

先日買った時計、シチズン1000円、身分相応。

小さいROCKERだ。



最近は節制。

2016年10月07日 18時45分26秒 | Weblog
節制というわけでもないが、食べ物を控えている。

自分が嫌いになるほどに太ってしまったからだ。

空腹時、食べることは楽しいが、腹いっぱいになると、落ち込む。

堕落した自己管理能力、ダサいおやじ。

炭水化物を完全に抜いて、1食500カロリー以下、間食、甘い飲食物は口に入れない。

そうして、半月が過ぎた。

体重は5kg減、ウエスト10cm減。

あと5kgは落としたい。

胃も小さくしたい。

しかし、無理はしない、好きなラーメンも月に一度は食べるつもり。

何かを我慢すると、ご褒美がやってくること俺は知っている。

それが楽しみだ。



朝の駅

2016年10月07日 18時30分43秒 | Weblog
俺はいつも始業の30分前に会社に着くように、家を出る。

駅の階段を上ると、プラットホームに出る、到着した電車が止まっている。

間に合うが乗らない、次の電車までベンチに座る。

慌てて走ってくる人、扉が締まりかけた電車に飛び込む人、寸前で間に合わなかった人。

この状況を見るのが楽しい。

実に滑稽だ。

この時は多分、俺はにやけた顔をしていると思う。

理由はない、単純に楽しい、実に楽しい、今日も良い日だ。



「動機」を読んだ。

2016年10月07日 18時29分06秒 | Weblog
4編の物語、「密室の人」が心に残った。 法廷で裁判長が居眠りをして、妻の名をつぶやいてしまう。

妻、美和の書いた筋書き通り、夫、安斎を陥れた。

動機の不器用さ、安斎の堅物さ、天は二物を与えない。

しかし、美和の元愛人、上司の楠木は要領よく、安斎を利用し、器用に生きてきた。

安斎の知らず、人に操られてしまった無念さがよく分かる。




「カンガルー日和」を読んだ。

2016年10月01日 17時51分47秒 | Weblog
村上春樹の童話のような短編集。

ストレスなく、ちょっと空いた時間に読むのに最高。

夢の中のような、ずれている常識はずれな世界が楽しい。

いつも思うのだけれど、本を読み終えると、内容をすぐに忘れてしまう。

思い出せないのが気持ち悪いから、再度読んでみると、最初の2,3ページ読むと思い出す。

どうやら、忘れてしまってないようだ、読んだ内容を仕舞ってある引き出しを忘れてしまっているんだ。

で、読み終わったこの本で、記憶に残っているのは「図書館奇譚」だけだった。