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G:generation

世代のことです。
よく~ギャップとかで使われます。

演出家としては3つの点でgenerationを意識します。

一つ目は同世代。
やっぱり同じ年代の演劇人の活躍は気になるものです。
私は1979年生まれで、二十歳になると同時に2000年代に突入しました。本谷有希子さんやヨーロッパ企画の上田誠さん、俳優の玉木宏さんなんかが同い年です。
年齢という話なら多くの芸術家がこの30歳前後で大きな仕事をされているので意識します。
最近友人の演出家と話題になっていたのは新海誠さんとか。

二つ目に意識するのはこの先人たちの世代です。

青年団のある女優さんに、当時青年団リンクだった五反田団の前田司郎さん、地点の三浦基さんについて僕が尋ねた時に共通点としてお聞きしたことが、「二人ともこれまでの演劇の歴史、先人たちの仕事に敬意を持っていて、それらの前の世代の演劇を踏まえて自分の仕事をしているようだ」とのことでした。
これは当然の話といえばそうですがとても重要です。先人の仕事を理解し踏まえることは重要で、これすなわち勉強です。

日本の戦後演劇史だけでも~世代というのはたくさん出てきます。
僕もたくさん勉強が足りていなくて毎日反省しています。

三つ目はやはり芝居を始めて10年近くたとうとしているので、初期に使っていたマンガやドラマなど時事的なネタや例えが通用しなくなってきた時に感じます。「それ何?」「知らない」というのが最近よく聞かれます。特に高校生。

CDFでは時折若いアシスタントとの会話で感じるだけで、参加者とは大丈夫な感じです。

今回の参加者もみな個性的で創造性あふれる面子で明日の集団創作が楽しみです。

皆様、振るってご参加ください。
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