確信。

2008年03月05日 00時33分39秒 | Weblog
こないだのレコーディングで、
はっきりと確信を持ったことがある。

それは、自分の力に自信が持てた・・・・・・という意味ではない。
むしろ逆。

スワンミュージックに入ってかれこれ一年以上になるけど、
俺は決して実力を評価されて受かったわけではないということ。
あくまで「可能性」を評価してもらったにすぎないということ。
これをはっきりと自覚した。

当初から「おそらくはそうなんだろうな~」と思うようにしてたけど、
頭のどこかで本来のレベル以上の自分を創造していた部分があった。
自惚れ・・・だね

「俺は自惚れることは絶対にない」

そう思ってずっと過ごしてきたけど、
それも甘ちゃんだったことに気付いた。

こないだ野辺さんに指摘された「発音」と「リズム」、
実は自分で何となく気付いていた部分もあったんだよね。
でも、気付いていたのにそのまま放置していた。
聴き手のことを常に意識している・・・
・・・そう思っていたけど、
実は逆に聴き辛いモノを提供していたわけだ。
それってただの自己満足なんだよね。
「これでいいや」
「これで伝わるでしょ」と安易に考えていたわけ。

ほんとに聴き手を意識するなら、
「発音」も「リズム」も修正していくのが当たり前の話。
じゃないと聴き辛いんだから。
こないだ聴き比べて自分で驚いたぐらいだもん。
恥ずかしくなったよ。
俺は今までこの状態でやってきてたんだ・・・てね

とある本に、
「歌う心のある人はいるが、
 それを表現する技術のない人が非常に多い」
と書かれていた。

はい、まさしく俺のことですわ


俺が評価されたのは
声質・楽曲・そして可能性。
あ、人間性やキャラクターも考慮してくれてるかもしれないけど。
ヴォーカリストとしての評価は全然低いレベルだね。
悲観してるわけじゃないよ。
落ち込んでるわけでもない。
悪いことばかり書いてるけど、
逆に可能性があることに確信を持てたとも言えるんだ

反省するところはしっかり反省して、
今まで通り前向きにいきまっせ