ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

眠れぬ夜

2010-01-04 21:08:19 | 自宅介護

昨夜の睡眠薬が効かなかった母ちゃん・・・

目つきが尋常ではありません。

目線と両手の動きがちぐはぐで、人格が別々のようです。

言っていることとやっていることが真逆です。

横になってもすぐに起き上がって、立ち上がる仕草を繰り返します。

化粧品(クリームタイプのファンデーション)を顔に塗りたくり、お化け顔です。

一晩中これらを繰り返し、寝付いてくれたのはすでに朝6時半

オイラもここぞとばかりに睡眠をとりますが、1時間で起きるはめに・・・

打って変わって朝食時はモタモタとしていて、食べ終わるまで1時間以上。

かかりつけの病院に行くための車椅子から車への移乗にてこずり、病院に着いたのは10時をすぎていました。

診察の結果、ディサービスに行く許可が出たので、さっそく予約の電話を入れました。

夜眠れるように、別の種類の睡眠薬を処方してもらいました・・・はたして効いてくれるか・・・。

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お昼ごはんに『お雑煮食べようか』というと、『お餅嫌いぃ』って・・・

御飯より麺類より、お餅が一番好きだったのに・・・

『それじゃぁ何が食べたい

『回るおすし』

(こんな状態じゃ、連れて行けっこないよ)

『卵丼はだめ

『お・す・しっ

(泣く小とナントカには勝てねぇ

『ほんじゃぁ、買ってきてあげるから、ベッドでおとなしく寝ててくれる

『うんっ』

『ほんと

『うんっ』

一番近いスーパーまでお惣菜の握りを買って帰ると、やはり母ちゃんはベッドの下に落ちてました

さっそくそのおすしを食べさせようと、エプロンとテーブルをセッティングするも、エプロンをむしりとろうとしたりお茶をこぼしたり・・・でも、食べ始めるとモクモクと食べてくれました。

昼食を終えたのは午後2時を回っていました。

さすがに疲れたのかスヤスヤと寝始めたので、オイラも少し横になることが出来ました。

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夕食には『嫌い』なお雑煮を出しました。

半分食べたところで『嫌いだからいらない』って・・・

その他の物でカロリーは足りそうなので、無理に食べさせないで夕食を終えました。

ところが1時間後・・・

『さあっ、餅食うか』

『さっき嫌いって、食べなかったじゃん』

『好きだよ、餅食べよう』

『もう遅いから、明日食べようよ』

『うん、いいよ』

・・・再び30分後・・・以下同文

やっぱり母ちゃんの中には二つ以上の人格が存在しているとしか思えません。

今夜はお医者さんと薬剤師さんの指導の通り、就寝30分前に薬を飲ませました。

はてさて・・・効いてくれることを祈って、おいらは雪かきに出ます。

今のうちにスロープの雪をどかしておかないと、朝あわてることになっちゃいますから・・・。