ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

元気だったか?

2010-01-12 20:52:13 | 自宅介護

今日のばあちゃんの第一声・・・

『元気だったか

・・・あぁ、そっかぁ、昨日も一昨日も眠っちゃってたから、ばあちゃんにとっては久しぶりなんだぁ・・・

痰が絡みながらのゴロゴロした声でしたが、大きな声でしゃべります。

病院の『ミトン』は嫌いなようで、洗濯したお手製ミトンを『付けてけろ』と急かします。

元気なんだか病気なんだか・・・ほにほに

来週に予定されていた『胃ろう』の施術は、お医者様の判断で無期延期になりました。実質的には取りやめですね・・・。残念ですが、痛くて怖い『鎖骨下中心静脈栄養』を続けるしかありません。体調が良くなれば、またチャンスがあるかも・・・。

なので、母ちゃんのショートスティも変更になりました。

これでオイラも心置きなく仕事を引き受けることが出来ます。

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『100(歳)まであと何日だぁ・・・』

『まだ3年もあるよぉ』

『んだがぁ・・・お迎えがきたかと思ったったがぁなぁ・・・まだ生きねばねぇなぁ・・・100までがぁ

『120まで生きるって言ってたじゃん』

『100で十分だぁ

『なんぼでも生きててけろじゃ

・・・ばあちゃんの口から『生死』の話を聞いたのは初めでです。今のうちに出来るだけの事をしてあげねば・・・

明日は叔母と叔父(ばあちゃんの長女と次男)が見舞いに来てくれる予定です。

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今日の母ちゃん。

ディサービスで『この前の入院は大変だったね』って言われたようですが、『何のこと』って答えたそうです。

年末年始の入院騒ぎを、まったく覚えていないのです。

いつからの記憶が無いのか・・・ためしに時系列で聞いてみたら、29日のディサービスの送り時間から9日頃までの12日間、ごっそり記憶が抜けていることが判明しました。

点滴を引き抜いてスプラッタになったことも、ベッドから落ちて太ももに大きなアザが出来たことも、嫌いな『生ネギ』を食べたことも、妹夫婦が見舞いに来てくれたことも、夜中に寝ずに起きていたことも、まるっきり記憶に無いんです。

あの12日間の『人格』は、いったいどこに行っちゃったんだろう・・・。

・・・人間の脳って不思議だよなぁ・・・