ごめんよ役に立てなくて

主人亡くなりました

まに会いませんでした

日曜日にウトウトしていると電話が鳴った
以前介入していた利用者さんの家族

1か所めの病院の時から
何度も何度も何度も・・・
家に帰る相談をされていた
どうやったら家に帰れるか

病院では在宅の状態ではないと言われ
2か所目の病院に転院した
2か所目の病院でも
在宅の状態ではないと言われた
在宅の状態ではないってどんな状態
病院の状態ではない事はあっても
在宅の状態ではない人は一人もいないんだよね
家では死ぬことも出来るんだよ
わかってないから
在宅の方が長生きできるってデーターは出ているのに

在宅はね
随時対応の介護と訪問看護、訪問診療、訪問薬局、マッサージ、あるいはリハビリ
病院より快適な療養生活が出来るのに
まだまだ知られない在宅の事

病院がわかってないから子供たちも・・・・親が心配でだろうけれど

妻は、最後の望みをかけて子供を連れて私のところに話を聞きに来られたが
やはり医師が家に帰れる状態でないと言えば
親の気持ち、本人の気持ちは聞いてはもらえない

せめて家を見せたいという妻の為に
看護師付きで外出することになったと連絡が入った
死ぬことを覚悟で家に連れて帰るならわかるけど
在宅の状態ではない人を外出させる・・・
それこそ
私には意味が解らないなあと思っていたら

外出も待たずに逝ってしまった〇〇さん
そうだよね家に帰る期待もなくなって・・・
生きる気力もないよね

いつになったら・・・最期の
本人の思いをかなえれるのだろう
ごめんよ役に立てなくて