訪問看護ステーションジョジョ(株式会社THS&EK)のご案内

ジョジョは医療ニーズの高い人の訪問看護、療養通所(デイ)老人ホームをしています

やさしさを伝えるケア技術

2019-06-26 19:57:06 | 訪問看護
ずいぶん前に
ユマニチュードは認知症ケアだけではない
生きて行くうえで当たり前の事だと書いた

私たちは
生まれた時から
見る(目と目を合わせ)
話す(話しかけられ)
触れる(抱きかかえられ)
立つ (散歩)
母親や周りの人が、あなたを育てる時しましたよねって

看護・ケアだけでなく人と接する時はすべてに
見る
話す
触れる
立つが基本だと

ユマニチュードの考え
そしてパーソンセンタードケア・・・相手が中心の考えは
接遇の基本なのに
なのに・・・どうして・・・それが出来ないのかと
今更ユマニチュードやパーソンセンタードケアの講演って・・・って怒っていたが


自己中の世代
ユマニチュードやパーソンセンタードケアの無い人が多い事を最近、思い知った
本当に・・・挨拶も出来ない人たちが多い
挨拶の出来ない人に誰が看護を望むのか
誰が仕事を頼むのか

でも知らないから、ユマニチュードもパーソンセンタードケアもないところのケアを
受けている人もいるのだ
悲しくて仕方がない



相談があった
お客さんになってもらえるのかどうかもわからないけれど
相手が19時半ころでも良いですかと聞く
その方がいいですよと答えた
誰に相談してよいのかわからない人達
でも時間が取れない・・・普通の人だから
普通に生活している人だから

仕事が終わってこられるのだから
19時半ころ・・・当たり前ではないですか


私は初対面の人に
さらっと人は何時か死ぬんですよ
本人はどうしたいのですか
家族と本人の望みをかなえたいのであれば
家族にも覚悟がいる事をじっくりと話した

文だけではなんと酷いことをと思う人も多いだろうけれど
私はユマニチュードやパーソンセンターで話しているので

〇〇さんに紹介されなければ
どうしてよいのかわからなかった・・・と笑顔で帰って行かれた

利用者さん中心ではない
自分(治療者側)中心の考えがまだまだ続いています
私の周りでも・・・例外ではありません


せめて看護職の方には看護職という人には
やさしさを伝えるケア技術の習得をしてほしいものです
(ただの接遇ですけれど)