無線狂いの独り言

無線機を壊したり作ったり修理したりして余生を楽しんでいます。耳が難聴になっていまこの楽しみが唯一です。

再びKNQ7Aを

2012-07-23 15:40:04 | アマチュア無線
以前にQRPトランシーバーKNQ7Aを組み立てました。上手くいったと思っていました。
ところが、数ヶ月ぶりに取り出して送信しようとしたら電波が出ていないようです。
トラブルの原因を調べようとアチコチ触りましたが一向に見当が付きません。
簡易RF計でみるとほとんどRF信号が検出されません。
そうこうしている内にパワーFETが破壊されてしまいました。
原因を探るために比較するため、またKNQ7Aを買って組み立ててみました。

前のはマイクは手持ちを使ったのですが、今度はマイク付きです。
いままでのところ前作との大きな差はないように思われます。
簡易RF検出計でもほとんど検出されません(680Ω点)。ただC3357のコレクターでは大きく振れます。ここの振れ方が少し違うかな、しかしこれは誤差の範囲内じゃないかな。
マイクの特性かな。
これより先に、MC1350に付いているXTalが発振していないので、MC1350を苦労して外したりXTalを外したりしましたが異常は見付かりませんてした。XTalは発振子ではなかったんです。勘違いしていました。
受信のスペクトグラムです。
旧、新ともほとんど差がありません。

赤○印が低域です。ただし、旧機は説明書にある画像(下記画)と同じ様になっていました。


このフィルターが送信不能の原因ではありませんネ。
結局は原因不明のまま新機も組立完了し、旧機はファイナルFETを調達すことになりました。