Re-Set by yoshioka ko

■「不揃いの閣僚たち」を抱えた内閣

 「不揃いの閣僚たち」を抱えた阿部内閣もいよいよ末期的症状に陥るのか、こんな記事が目に止まった。

《以下引用》
 「麻生外相は3日、京都市で講演し、イラク戦争後の米軍の占領政策について「非常に幼稚」と指摘し、統治政策の甘さが治安情勢の悪化につながっているとの考えを示した。イラク戦争をめぐっては、久間防衛相がブッシュ米大統領の開戦判断を「間違っていた」と発言しており、外務・防衛両閣僚から米国批判が相次いだことで、今後の日米関係への影響が深刻化しそうだ。麻生氏は「ラムズフェルド(前国防長官)は、ドンパチはあっという間にやったが、オペレーション(作戦)は非常に幼稚だった。これがなかなかうまくいかなかったからもめている。そこをどうやるかは非常に大事だ」と述べた(2月4日『朝日新聞』)

 あれだけ「日米同盟が大事だ」と言い張って、自衛隊のイラク派遣を決めた政権与党の閣僚から、あれは間違っていた、だの、統治政策が幼稚、だだのの発言が防衛・外務という中枢から出始めた。閣内不一致のそしりは免れないが、麻生外相の認識は間違っていないし、久間防衛相の判断も間違っていない。

 ではなぜ今頃こんな意見が出るのだろうか。高等戦術なのか、それとも・・・。そのあたりのことを見誤らないことが肝要だ。というのも、このお二人は03年のイラク開戦の時には声を大にして、この戦争は正しく、日本が協力するのは当たり前といっていたからだ。

 すべからく、夏の参議院選挙向けなのだろうか・・・?選挙に勝つためならば何でもあり、では困るのは当然のことである。

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