《以下引用》
「朝鮮中央通信によると、北朝鮮の張在彦(チャン・ジェオン)朝鮮赤十字会委員長は19日、韓国の韓完相(ハン・ワンサン)大韓赤十字社総裁に書簡を送り、南北離散家族再会事業の中止を通告した。(中略)書簡は、韓国側が同会談で<1>今年10月の秋夕(旧盆)に離散家族再会を行うとの北朝鮮側提案の討議を拒否<2>コメ、肥料支援を一方的に拒否――したことを挙げて、「われわれを敵視する日米に同族間の人道的事業を売り渡す反民族行為だ」と非難。南北間では「離散家族再会はあり得なくなった」として、8月15日前後に予定されていた再会事業の取り消しや北朝鮮・金剛山への面会所建設の中止を宣言した(7月19日『読売新聞』)
韓国は、北朝鮮のミサイル発射については国連安全保障理事会決議を支持しながらも、制裁には批判的な立場を取ってきた。にもかかわらず今日のこの宣言が意味するものは、なんとか韓国を揺さぶってやろう、ということ以外には考えられない。つまり北朝鮮に対する国際社会の共同歩調を崩すのが狙いであろう。
韓国がこの〈脅し〉にも近い宣言にビビるようだと、北朝鮮とすればしてやったり、だろう。北朝鮮の次の「反攻」のターゲットは日本だろうか・・・。まさか「日朝ピョンヤン宣言」の破棄、なんていうんじゃないだろうね。
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