とんとんからしのあるがまま

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日本庭園・有楽苑(うらくえん)①

2024-06-17 | 旅行

有楽園(愛知県犬山市)

犬山城の横にあります

ホテルインディゴ犬山有楽苑の

そばでもあります

 

苑内には、

国宝茶室「如庵」(じょあん)

重要文化財「旧正伝院書院」

(しょうでんいん)があります

 

如庵は、

織田信長の弟で、

大茶匠・織田有楽斎(うらくさい)

京都の建仁寺に創建した

茶室を移築したものです。

 

有楽苑と国宝茶室如庵

織田有楽斎(1547〜1621)は

信長の実弟で

茶の湯の創成期に

尾張国が生んだ大茶匠であり、

その生涯は波瀾に富んでいた。

 

有楽は晩年、

武家を棄て

京都建仁寺の正伝院を

隠棲の地とした。

如庵はその境内に

元和4年(1618)ころ建てた茶室であり、

現存する国宝茶席三名席の一つとして

茶道史上貴重な遺構である。

 

旧正伝院書院

如庵に連なる隠居所であり

重要文化財に指定されている。

 

明治以降、

これらの遺構は

各地を転々としたが、

ようやく有楽の

生まれ故郷に帰りつき、

安住の地を犬山に得て、

「有楽苑」と名づけ

後世に残すことになった。

    パンフレットより

 

 

有楽苑案内図

 

元庵中門

 

珍しい黄色い竹「亀甲竹」

 

岩栖門(いわすもん)

文明年間(1469年~1486年)に

細川満元が京都新町頭に建立した

武家屋敷岩栖院の

唐門として伝えられています。

屋根は桧皮葺(ひわだぶき)で

構造は船底天井、

室町様式初期の貴重な建造物です。

 

有楽椿(立て札のある木)

 

旧正伝院書院(重要文化財)

元和4年如庵に

隣接して建てられた

有楽斎の隠居所で

入母屋造の温和な外観を示し、

南側の主室は

茶座敷にもふさわしい構えとなっている。

内部に残る

長谷川等伯・狩野山雪などの襖絵は

美術史上貴重な資料。

 

含翠門(がんすいもん)に向かっています

 

含翠門の裏側

 

含翠門の表側

三井家の大磯別邸に

あったもので伝来は不明です。

苑路から門内を見ると、

門が額縁となり

中が絵になるように

造られています。

 

 

四阿(あずまや)(奥に見える)

右にホテルインディゴ犬山有楽苑が写っています

 

徳源寺唐門

奈良県大宇陀町にある

織田家の

菩提寺、徳源禅寺に

建てられていた山門です。

明治初期に

三井家大磯別邸に移され、

その後、

如庵とともに移築されました。

 

観心寺旧蔵十三重層塔(奥に見える)

 

萱門(かやもん)

三井家の

大磯別邸にあった

千家写しの門で、

書院南庭入り口の

門となっています。

門の高さが抑えられており、

頭を低くして

入るように造られています。

 

ここから如庵ですが。。。

今日はここまで。

 

追記。。。

国宝茶席三名席

1、京都山崎妙喜庵の待庵

2、大徳寺龍光院の蜜庵

3、京都建仁寺正伝院にかつてあり、

 現在は犬山城下有楽苑にある如庵

 

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