今話題(??)の中国国際進口博覧会(CHINA INTERNATIONAL IMPORT EXPO)に行ってきました。
この博覧会に際しては、習近平国家主席が開会に合わせて来上したこともあり、一般生活もいろいろと影響を受けていましたね。
私も普通に歩いていたらいきなり道を封鎖されて(どうやら習さんが空港からホテルまで移動中だったらしく・・・)右往左往してしまいました。
入場するには、事前に登録が必要で、許可がおりるとこのカードが送られてきます。
入口ではセンサーが感知して、画面に大写しで自分の写真が出され、本人確認が行われていました。
実寸より大きな自分の顔を見るのはちょっと恥ずかしいです・・・。
この会場は、私も別の展示会によく出展していて勝手知ったる会場です。
もう、とにかく広い・・・。
今回は大きなブースが多いので取り敢えず全て見ることが出来ましたが、普通の展示会の時は数日使いたいくらいです。
会場の整備も平時より気を遣われてましたね。
この両サイドの緑なんて普段は無くて、もっと無機質な風景ですからね。
さすが習さん肝いりです。
小型のブースは・・・まぁ普通でしたね。
一応見た目は整えていますが、一般的な展示会のものでした(苦笑)
このヒトコマ出展するのもそこそこするんでしょうなぁ(我々の出展するアパレルの展示会だと、30万円弱くらい)
食品関係のエリアでは、やはり日本・日系企業のブースが盛況でした。
もう『日本のもの』というだけで皆飛びつく感じです。
それですぐ売れる様になるわけではないのですが、この反応を見てしまうと売り手として悪い気はしないですよね。
人の入りは良かったです。
通常我々が出展しているアパレルの展示会で、2-3万人/日ですが、私の見た感じではもっと入っている様に感じました。
オフィシャルの入場者数は後々発表されるのでしょうけど、30万人は超えてくるんじゃないですかね。
ただ、輸入という大きな括りだったので、各業界のみをターゲットにすると物足りない中身だったと言わざるを得ません。
展示会ではなくて博覧会なのでそれで良いのでしょうけど、通常の中国の展示会はもっと現場で商売の話が進むので、出展者側になるとちょっと物足りない部分もあるんじゃないですかね?
これを機に、中国国内の業界毎の展示会に出展するような流れが狙いなのかな?
ただ、出展者の方の中には『観光客の方が多くて、そこはちょっと残念』なんておっしゃる方もあられました。
中国の展示会と言えば商売に直結するイメージが強いですしね。
初めての事なのでこれから徐々に馴染んでいくこともあるのでしょうから、この辺りの”ズレ”もいずれ解消されますかね。