宗像大社へお参り

2011年07月31日 | ダンス&ミュージカル
今日は久しぶりの休日。

いよいよ始動し始めたミュージカル「愛、沖ノ島物語」が無事に成功しますよう
お参りへ行って来ました。


世界遺産に暫定リスト入りしている聖なる島、沖ノ島。

九州と韓国をつなぐ海の道の途中に位置し、
古からここが貴重な船のたちよる場となっており、
宗像の民が沖ノ島に立ち寄った舟に安全祈願をしてきました。
島の中には古の祭祀をつかさどった跡があちこちに見られ、
たくさの貴重な異国からの宝物が出てきています。

沖ノ島に住人はいません。

女人禁制で足を踏み入れることはできません。
男の人も島に入る時は生まれたままの姿になって
海の水でみそぎをし、清めてから入らねばなりません。

沖ノ島のことは古から、
語ってはいけないし
沖ノ島のものは持ち出してはならない。
と言われています。

沖ノ島に加えてミュージカルでは古事記や日本書紀にも登場する宗像三女神の事も語らしていただくので

そのようなミュージカルを上演する際には今までも安全に無事に成功するよう、必ずお参りをしてきました。



今年は中々時間が取れなかったので、今日になってしまいましたが、
行かれて良かったです。


去年お参りした時にも書きましたが、大社の奥にはパワースポットがあり、
私が大好きなところです。



ここが宗像大社の入口です。


今日は大祓いの日で、人が多かったです。

さて、露天がたくさん並ぶ、にぎやかな境内を抜けると、美しい立派な神殿があります。
ここで最初のお参りです。
辺津宮はイチキシマヒメの神をおまつりしています。

心をこめて祈ります。

多くの方々はここでお参りして、帰ってしまいます。

が、実はこの立派な神殿の奥にすごい場所があるのです。
ここから先が素晴らしいのに何ともったいないことでしょう



ここがその入り口です。


そこを通ると、小道があります。
空気が突然澄んで、涼しい風が吹きはじめます。


5分くらい小道を歩いて行くと、
宗像三女神の沖ノ島を守っているといわれるタゴリ姫の神をおまつりしている第二宮と
大島を守っているといわれるタギツ姫の神をおまつりしている第三宮があります。


ここでも心をこめて祈ります。


そしていよいよ高宮へ向かいます。


高宮への入り口は深遠な雰囲気です。
この入り口を通ると、明らかに空気が変わります。
道の右と左は深い森のようです。

木々の息吹を感じながら進むと目の前に階段が見えてきます。



そこを登るとさらに階段。風景はますます緑深く、深遠さを増していきます。






深遠な高宮への入り口から歩くこと10分くらいで宗像大神ご降臨の地と伝えられる高宮祭場につきます。



人の踏み入ることのできるのはここまで。
目には見えないですが、人知を越えた何かがある場です。
圧倒的なパワーです。


遠くに見える高宮へ向かって
心をこめて祈ります。

その横手に願い事を書ける用紙があります。
そこに願い事を書きました。

もう一度高宮へ臨み、深呼吸をしてたくさんの力をいただきました。


こうして一回目のお参りができ、安心しました。


来週のオーディションの前に
脚本を書いてくださっているしんぺいさんもお連れしようと思います。

そして
今年出会えた皆さんと心ひとつに
宗像のミュージカルを大いなるものへの感謝をこめてつくっていきたいです。




オーディションお疲れ様でした

2011年07月31日 | ダンス&ミュージカル
昨日はミュージカル「愛、沖ノ島物語」のオーディション

暑い中を皆様お越しくださり、ありがとうございました。


最初はみなさん あたりまえですが緊張した表情…

これではいい演技も歌もできません


まずはミュージカルメイツのウォーミングアップでまずは体ほぐし。
身体がほぐれたら心もほぐれてきます

はじめてうちのウォーミングアップされた方も一生懸命してくれて、一安心。

自分の殻をやぶっての第一歩、
とっても大きな一歩でものすごく大事な経験になったと思います。

歌も、最初みんなで歌った時は
正しい音程を出すことに一生懸命で
固い表情でしたので、
セリフとして心を伝えるように語りかけてもらいました。
さすが、みなさん、
だいぶ持ち前のいい声が出てきて、
心に響くような歌になってきました。

演技では色々な役を演じていただきました。

みなさんの精一杯が伝わってきて、
ジーンとしました。

今日の皆さんの演技を脚本のしんぺいさんにも見ていただけて良かったです。
4年生以下のこどもたちは来週見ていただきます。
きっと、脚本に活かしてくれることと思います。

新しい仲間たちとのミュージカルづくり
これから一緒にミュージカルを作っていくのがとっても楽しみです。

来週もがんばってくださいね