先日、ミュージカルゆかりの地、大島へ行ってきた。
三女神の次女、タギツ姫神をお祀りしている中津宮、
女人禁制の沖ノ島を拝す、沖ノ島遥拝所をお参りしに行ったのだ。
色々と不思議なことが続いたので…
フェリーに車を載せると、べらぼうに料金が高いので、
自転車で回ることにした。
電動自転車だったので、快適…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
でした、最初のうちは…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
中津宮は緑深い神社。
太古の昔から変わっていないようで、趣き深い。
沖ノ島遥拝所は遥かなる大海に面したところで、
その昔、この海を天がけた宗像族の姿が浮かんでくるーー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
来てよかったね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
主人とそんな話しをしながら、
自転車でタゴリ姫神ゆかりの場所へと向かった。
そこへ向かう道のりも心地よかった。
最初のうちは・・・
坂道をのぼると、向こうに海がサーツと開け、
海に向かって自転車をこぐ…
ああ、私達、風になってる![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
みたいな…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
ところが、近道をしようと、遊歩道に入ったそのときから、
悪夢は始まった…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
だいぶ山道を下ったところで、道が狭くくねくねとなり、
段が現れはじめ、自転車では進めないところが増えてきて…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
やむなく自転車から降り、押しだしたが、
電動自転車なので、重い重い。
とても押して運べない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
戻ることはもっとできないし…
やばいかも![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
と不安にかられつつ進んでいくと…
反対から来たボーイスカウトの男の子がうずくまっていて![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
聞いてみると、下の方にももう一人もっと具合の悪い子がいる
とのこと…
その子達も下から自転車を押し押し登ってきて、
へばってしまったそうで、
その子は途中で自転車を捨てて、登って来たとのこと。
これより下は、段が険しく、上り下りがあって、とても自転車は無理だという。
電話は圏外で通じない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
周りにはひとっこ一人いない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
前へも後ろへも進めそうにない。
ボーイスカウトの子達をどうしよう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
自分達ももうヘロヘロだ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
あわや、遭難![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
幸い、お互い水分はもっているから何とかなっているが…
私達は途方にくれた。
と、その時、ふと横を見ると…
遠くに県道が見える…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
でも
道はない。
鉄条網もある。
上りが険しいところも見える。
それでも、そこへ出れば電話も通じて、
ボーイスカウトのリーダーへ連絡できるし、
よもやの時は救急車も呼べる
行くしかない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
重たい自転車を押しながら、
(私は途中で押せなくなり、主人に運んでもらった)
鉄条網を越え、道なき道を進み、
無事に何とか県道へ出られた![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
ボーイスカウトの一人も自力で(自転車は捨てたまま)出れらた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
良かった~~
遭難はまぬがれた![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
携帯はまだ圏外なので、私達はもう一人を迎えに戻った。
さっきの遊歩道へ戻ると、ヨロヨロと自転車を押しつつ登ってくる男の子を見つけた。
よかった。倒れてはいないぞ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
片足をひきずっているが、意識もしっかりしているし、何とか歩けそうだ。
このまま登るのはもっと困難ななこと、
連れの子も横に見える県道へ出たことを話し、
主人が自転車を運び、私は男の子と一緒に県道へと向かった。
なんとか全員県道へ出られた![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
男の子たちもボーイスカウトの人に連絡がつき、何とかなり、
私達は安心して自転車で帰途についた。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bikes.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
それにしても…
遊歩道は自転車での通行は無理![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
と書いておいて欲しかった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
その時は無我夢中でのりきったけど、
船にたとりついたときには目がクラクラ・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
横を見ると、主人の顔が青白い。
「顔が青いよ、大丈夫?」
と言うと、
「ゆかの顔も青いよ、大丈夫?」
と言われた。
ふたりでお互いの顔が青白いと
変なところでうけて笑ってしまった。
でも…
もしも、あのとき、あの県道へ出られる場所で、
あの男の子達と会わなかったら、
私達は下へ降り続け、いよいよ土ツボにはまったことだろう。
あの男の子たちも私達と会わなかったら、
もっと怖いことになっていた。
あそこでお互いが出会えたことは奇跡と思う。
ーー私達は目に見えぬ何かに守られているーー
そんな気持ちが湧いてきた。
ありがとうございます。見えない何かに感謝します。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
そんなこんなの大島参拝の旅ーー
一生忘れそうにありません
三女神の次女、タギツ姫神をお祀りしている中津宮、
女人禁制の沖ノ島を拝す、沖ノ島遥拝所をお参りしに行ったのだ。
色々と不思議なことが続いたので…
フェリーに車を載せると、べらぼうに料金が高いので、
自転車で回ることにした。
電動自転車だったので、快適…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
でした、最初のうちは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
中津宮は緑深い神社。
太古の昔から変わっていないようで、趣き深い。
沖ノ島遥拝所は遥かなる大海に面したところで、
その昔、この海を天がけた宗像族の姿が浮かんでくるーー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
来てよかったね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
主人とそんな話しをしながら、
自転車でタゴリ姫神ゆかりの場所へと向かった。
そこへ向かう道のりも心地よかった。
最初のうちは・・・
坂道をのぼると、向こうに海がサーツと開け、
海に向かって自転車をこぐ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
みたいな…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
ところが、近道をしようと、遊歩道に入ったそのときから、
悪夢は始まった…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
だいぶ山道を下ったところで、道が狭くくねくねとなり、
段が現れはじめ、自転車では進めないところが増えてきて…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
やむなく自転車から降り、押しだしたが、
電動自転車なので、重い重い。
とても押して運べない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
戻ることはもっとできないし…
やばいかも
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/down.gif)
と不安にかられつつ進んでいくと…
反対から来たボーイスカウトの男の子がうずくまっていて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
聞いてみると、下の方にももう一人もっと具合の悪い子がいる
とのこと…
その子達も下から自転車を押し押し登ってきて、
へばってしまったそうで、
その子は途中で自転車を捨てて、登って来たとのこと。
これより下は、段が険しく、上り下りがあって、とても自転車は無理だという。
電話は圏外で通じない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
周りにはひとっこ一人いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_cry.gif)
前へも後ろへも進めそうにない。
ボーイスカウトの子達をどうしよう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
自分達ももうヘロヘロだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
あわや、遭難
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
幸い、お互い水分はもっているから何とかなっているが…
私達は途方にくれた。
と、その時、ふと横を見ると…
遠くに県道が見える…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
でも
道はない。
鉄条網もある。
上りが険しいところも見える。
それでも、そこへ出れば電話も通じて、
ボーイスカウトのリーダーへ連絡できるし、
よもやの時は救急車も呼べる
行くしかない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
重たい自転車を押しながら、
(私は途中で押せなくなり、主人に運んでもらった)
鉄条網を越え、道なき道を進み、
無事に何とか県道へ出られた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
ボーイスカウトの一人も自力で(自転車は捨てたまま)出れらた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
良かった~~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
携帯はまだ圏外なので、私達はもう一人を迎えに戻った。
さっきの遊歩道へ戻ると、ヨロヨロと自転車を押しつつ登ってくる男の子を見つけた。
よかった。倒れてはいないぞ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)
片足をひきずっているが、意識もしっかりしているし、何とか歩けそうだ。
このまま登るのはもっと困難ななこと、
連れの子も横に見える県道へ出たことを話し、
主人が自転車を運び、私は男の子と一緒に県道へと向かった。
なんとか全員県道へ出られた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
男の子たちもボーイスカウトの人に連絡がつき、何とかなり、
私達は安心して自転車で帰途についた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bikes.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
それにしても…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
と書いておいて欲しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
その時は無我夢中でのりきったけど、
船にたとりついたときには目がクラクラ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
横を見ると、主人の顔が青白い。
「顔が青いよ、大丈夫?」
と言うと、
「ゆかの顔も青いよ、大丈夫?」
と言われた。
ふたりでお互いの顔が青白いと
変なところでうけて笑ってしまった。
でも…
もしも、あのとき、あの県道へ出られる場所で、
あの男の子達と会わなかったら、
私達は下へ降り続け、いよいよ土ツボにはまったことだろう。
あの男の子たちも私達と会わなかったら、
もっと怖いことになっていた。
あそこでお互いが出会えたことは奇跡と思う。
ーー私達は目に見えぬ何かに守られているーー
そんな気持ちが湧いてきた。
ありがとうございます。見えない何かに感謝します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
そんなこんなの大島参拝の旅ーー
一生忘れそうにありません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heratss_blue.gif)