8月12日、朝は曇りがちな金曜日。
今日ならそんなに暑くならないかな~とか勝手に思って、日傘持たずにお出かけ。
出かけた先は、
先週なんなく行けて、味をしめた蘇州
駅に着いたら、交通カードを買おうと旅遊諮問センターに向かうも、売っていないと言う。
「北口右手の旅遊バスセンターで聞いてみたら?」と言われたので、向かって尋ねるも扱っていないと。
はて?と思ってネットで検索すると、どうやら市民カードサービスセンターなるところじゃないと買えないらしので断念。
さっさと諦めたのは、先週行けなかった13時までしか営業していない麵屋に行くからです(^^♪
北口広場のバスターミナルからバスで楽橋まで移動して、蘇州麺屋≪同得興≫のある嘉餘路へ
今日は営業してました~ヽ(^。^)ノ
ここのお店だけ、次々とお客さんが入ってくる人気店
さっそく注文。注文は入口の会計でします。
まずは、汁の種類を白湯か紅湯(醤油ベース)どちらか告げて、トッピングを注文。
※白湯10元、紅湯7元、葱油拌面7元
私は紅悶肉(分厚いチャーシューみたいなの)9元をトッピング。小皿料理の香草百葉絲8元の注文で合計24元。
次は、白湯と紅湯に分かれて列に並んで、自分の番に来たらレシートを渡します。
注文した品がお盆に揃うと番号を呼ばれるので、それを持って着席です。
ヽ(^。^)ノ先週食べた麺より格段に旨い~☆
細麺でちょい固ゆで、スープは見た目よりもアッサリ 満足しました。
蘇州までわざわざ食べに行く価値があるか?って聞かれると、上海にも美味しい蘇州麺屋はそこそこあるので答えられないけど(^^;
近所にあったら通っちゃうかも
白湯スープ麺(楓鎮白湯)の方が名物らしいので、次回は周囲がそうしていたように刻み生姜を乗せて食べてみたいぞ~
※店先の道路工事について、
「いつも当店をご利用いただきありがとうございます。店の前の道路は、蘇州市の工事で3ケ月封鎖していますので、いらっしゃる際は人民路側からお入りください。工事期間中も休まず営業しています。ご不便をお掛けします。12分のもてなしで皆さまをお迎えします。楓鎮大面を味わい、美食を楽しんで下さい。」
という貼り紙がしてあった。
食べ終わって、店の外にでるとお天気メッチャよろしい。。。
家を出た時は、厚めの雲が掛かっていたので日傘ではなく折り畳み雨傘を持ってきてしまった
今日はこの後、歩いて回る予定なんだよね…
まずは観前街方面に向かって歩く。途中の蘇州人民商場の前を通るとパン屋に行列ができている。
前回来た時もココ並んでいたんだよね~。
≪唐派手撕包≫というお店で、ココ人民商場店と太監弄店以外はウチの店と関係ありませんと書かれておる。
原価11.8元のパンをココでは6元で提供しているのね。
と読みながら私も何故か並んでみた(笑)
焼きあがるのを待つこと10分。ひとり3個まで買えるので、皆さん当然3個ご購入。
でも、私は1個で十分です。
※帰ってきて食べたら、6元の割に結構イケる。が、中にオレンジピールのように肉松が入っているので、苦手な方はダメかもね
並んでいる間に、本日の観光ルート決定。
観前街を通って、皮市街の花鳥工芸品市場を通って、獅子林(庭園)までお散歩☆
では、まず観前街へ移動。
玄妙観の横のベタな飲食店やお土産屋さんを見ながら通り過ぎる。
地図を見ると、この裏あたりも茶城や市場的なものがあって面白そうなんだが、今日はパス。
因果巷(道)まで出たら皮市街に入る。
この道を進むと右手に花鳥工芸品市場の入口があるので潜入!
入ると直ぐ生き物(獣)のかほりが充満している。。。
犬、猫、兔とゲージに入ってお出迎え。
暑いので基本、みなさんグッタリしている。
その中でも目が行ったのがコイツ。
台湾リスかね…
一瞬、暑くて痙攣しているのかと思ったけど、他の個体もひっくり返っているので涼しい姿勢を取っているらしい
下にいる個体は、上のリスの影でこっそり休んでるし(笑)
細い市場の路地を進むと、花市場(と言ってもほとんどが鉢植え)がある。
亀ばっか扱っているお店の前で、キモイ亀が。。首長くないか??
お顔が爬虫類だ
甲羅が黄色いのでお高いんだろうねぇ
その先に工芸品のエリアが有って終わり。結構こじんまりした市場だった。
市場を出て、皮市街を歩くと、遠い田舎の祖祖母の家に遊びに行ったような懐かしい感じのする道である。
白塔西路に突き当たったら公園を右折、臨頓路まで来たら道を渡ってから左折して暫く歩くと、右手に獅林寺巷(道)が見える。
ここを入って行くと蘇州4大庭園のひとつである≪獅子林≫に到着。
チケットは、繁盛期40元/閑散期30元。
滄浪亭の2倍か。。。
さてどんなもんじゃろね
庭園の解説をざっくり読むと、
獅子林、蘇州四大名園のひとつ。
元代正二年(1342年)に高僧天如禅師の弟子が建立して師に住まわせた。名前の由来は、園内の奇石に獅子の姿のものがあったからとか、天如禅師が浙江省天目山で修行した時に衣鉢を賜ったことからとか所説あるっぽい。
獅子林は蘇州の古典庭園で、台(ステージ)、楼(タワー)、閤(書庫)、庁(ホール)、堂(大広間)、軒(テラス)、廊(回廊)があり、更に太湖石で築かれ深く奥行のあるトンネル状の築山で世に名を知られている。「築山王国」の名を持つ。
清代に後の乾隆帝が数度訪れ、皇帝になった後、江南の造園技術を持ち帰り、北京の圓明園、承徳の避暑山荘のそれぞれにその様式を真似た獅子林を造園した。
1953年に蘇州市人民政府が修繕し一般に公開し、2000年にユネスコの世界遺産に登録された。
ですと。
入口は狭いけど、奥に石でできた大きな築山と池を持つ庭園が広がっている。
先に言いますが、私はこの庭園をかなり気に入ってしまいました。
各建物にあしらわれたガラスの美しさ、遊び心のある格子が並ぶ廊下、いつまでも遊んでいられる迷路状の築山。
実際、この庭園をゆっくり歩き、築山の迷路から思うようにでてこれず(笑)していたら1時間半も滞在していました。
それぞれの建物にはめられたガラス窓がツボで
回廊にはめられた格子にも目が行き( *´艸`)
そして、この橋を渡るとその先はラビリンス( ;∀;)
子供だったら潜れてしまう穴が散りばめられていて、どこに行くにも自由自在。
But、思った場所にはなかなかたどり着けない。。。
築山を介して、庭の隅々まで辿っていける。
水、緑、石、建物が絶妙に配置された庭園は、どの方向から見ても楽しい。
15時に入場して16時半に庭園をでる。
散々歩いて、日に当たって疲れてしまった(^^;
獅子林のすぐお隣に拙政園はあるのだけれど、ここは獅子林の3倍くらい広さがあるので、本日見るのは無理。
今日はここまでで、バスで蘇州駅に戻る。
駅のチケット売り場に行くと人がいっぱい
今日は金曜日で、17時ともなると家に帰る人が集まってきてチケット買うのに30分かかった
次回の蘇州はいつかは不明だけど、観光するのは広さを誇る拙政園(明代)なので心してくることにします。
因みに本日掛かったバス代は4元だったので、交通カードなくても全然OKでした(^^;
私のように馬鹿みたいに歩くのが好きな方はそういないと思うので(^^;
旅遊バスセンターで「蘇州好行」という周回観光バスの1日券が15元で売られているので、そちらを買うといいかもしれませんね。
◆◆蘇州のバス◆◆
蘇州のバス料金。
前回訪れた時は、
パターン① 乗車料金1元+空調代1元(3、4、10、11月は対象外)
パターン② 乗車料金1元のみ
だけだと思っていたんだけど、3元というバスもありました!
パターン③ 乗車料金2元+空調代1元(3、4、10、11月は対象外)
蘇州駅から楽橋に行く際、38路バスでも行くじゃん!と思って乗ろうとしたら3元だったので、1路バスが来るのを待ちました(^^;
たかだか1元、されど1元です
☆☆頑張れ!週刊シュール☆☆
上海駅ネタの続編です。
路上で赤く光る魚と共に、やはり赤く光りながら円を描いて高速で這いまわる赤ちゃん…
暗闇でかなりのスピードで動き回っているので、ブレずに撮るの大変でした。
この写真を必死で撮っている私の方がシュールなのかもしれません