8月3日、
日本を東から西に横断した台風が上海に向かってきた。
昨日の日付が変わる頃から暴風域に入り、朝方まで続いていたが、ダンナが出勤する頃には少し落ち着き始めた。
ベランダの植物の世話をし、隣の青空マルシェに桃を買いに行った時には小雨になっていたので~
前回未遂に終わった杭州でも行くか…
天気予報を確認。
台風は北上していくので、杭州は2時くらいから晴れマークになっている☆
雨でもいいから杭州中国茶葉博物館にいってこようっと。
かれこれ6年前くらいに従妹が遊びに来た時に行ったんだけど、全く興味のない従妹が全ての展示物を素通りするので、
行ったというか「通過した」が正しい表現
じっくり見たかった思いをやっと実現しに行ってきま~す。
行きながらチケットを確認すると、またもや微妙…
虹橋火車駅の地下チケット売場に着いた時には45分後に発車する11時53分発が残り2枚となっていたので、並びながらアプリで購入。
帰りのチケットと合わせて発券成功(^^♪
先ずは地下鉄で西湖方向へ移動。
杭州巡りは、支付宝の芝麻クレジットの交通カードダウンロード機能で楽ちん(^^♪
地下鉄もバスもQRコードをかざせばピッピっと乗車できるので、チケットも小銭も不要~
先ずは昼ご飯を食べに、以前教えてもらった新華路の麵屋にGo!
ここの麺、美味しいんだが今日は一層美味しい!
多分、大汗をかいていたので体が塩分を欲していたからだと思われ(^-^;
27バス停に向かって、中国茶葉博物館に移動~
車窓から見える西湖の蓮がメチャ綺麗なので、早目に戻って来て西湖の周りを歩いて地下鉄に向かおうと決意!
中国茶葉博物館に到着☆
博物館のエントランスに5種のお茶のテイスティングサーバーがあったので白茶、黄色茶、緑茶、紅茶、黒茶の順に試飲☆
白茶も美味しいが、黄色茶が甘味があってメッチャ美味し~(≧▽≦)
さぁ、展示物をみましょ~
ゆっくり館内を見てきました。
やっぱ前回の記憶は、民族茶席のコーナーくらいしか頭に残ってなかったよ(^-^;
来てよかった☆
見終わった頃、すっかり良いお天気になって、茶畑の景色が気持ち良い
帰りは西湖を1/5周ほど歩こうかと岳王廟でバスを下車。
そこから地下鉄1号線の鳳起路駅まで約3kmを歩いて向かう。
蘇堤や白堤の周辺に蓮花の群集が広がっている。
何枚も写真を撮ったが、逆光でなかなか上手く構図が撮れない(;´・ω・)
午前中ならもっとたくさん咲いていて、より綺麗だったに違いない。
西湖の端まで来た時には山に日が落ちる寸前で、綺麗な夕焼けを期待していたが、雲が多かったからかダメでした(^-^;
戻りの汽車の時間まで残り1時間!
老街や店に光が灯り始めた武林夜市は見ずに地下鉄で杭州東駅まで移動。
高速鉄道駅に入る荷物検査が長蛇の列だったので、余裕を持って駅にたどり着けてよかった
杭州東駅は上海虹橋駅と同じくらいデカくて利用客が多い駅でした。
駅中で黄桃を売っていたので買うか買わぬか迷ったんですが、結局買わず…
だって1箱に小さ目のが約12個入りで100元って、なんか微妙な感じだし12個も要らないし(-_-;)
定刻で上海まで戻り、家に到着したのが21時半くらい。
一休みして、夕食でも作りますかね。
今回は、茶葉博物館に行くことが目的だったので良いとして、
杭州は西湖周辺だけでも1日過ごせて、やはり日帰りではもったいない。
誰かと行くときは、ゆっくり泊まって、西湖の景色の移り変わりや周辺のにぎわい、龍井村への散策など楽しみたいところですな( ̄▽ ̄)
◆◆ 城跡はどこだ? ◆◆
杭州は、中国六大古都にも入る古い都で、マルコポーロが訪れた元時代は「壮麗無比な大都会」と称されたほどの都だったそうだが、
清河坊、南宋御街など文化歴史保存地区が辛うじて南宋時代の様子を整備再現しているが、城壁等の歴史建造物が少ない気がする。
Wikipediaの説明によると
「元末には度重なる戦火により杭州城にも被害が及び経済は衰退、西湖も泥土の堆積により農業灌漑に支障を来たすなどの被害を受けた。」
「アヘン戦争を契機に上海の経済的地位が向上すると杭州の繁栄には陰りを見せ始め、太平天国の乱では戦火の被害を受け多くの歴史的建造物、文化財が消失している。」
となっている。
清時代の杭州城には10の城門があったそう、民国に入って鉄道が敷かれ、商業都市として新しく道路が整備されていく間に、この10の城門は失われてしまったんだと。
参考文献:https://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E6%9D%AD%E5%B7%9E%E5%9F%8E
(調べたら、中国各地の古城壁をまとめて載せている方もいました! 参考:http://www.chinatrg.com/kabe.html)
杭州は、秦代からの歴史を持ちながら西湖以外の見所が乏しいのはちょっと残念…
鼓楼、灵隠寺、岳王廟、昭慶寺、潮鳴寺、佑誕観(清河坊、南宋御街周辺) は今でも見れる歴史建造物なので、次に行くときは見ておきたいな。