8月14日、
台風の風はまだ強いが、天気は上々(^^♪
東和近辺の用事が終わったら、地下鉄に乗って陸家嘴に移動する。
今日は、現在市内で上映している是枝裕和監督がカンヌで最高賞を受賞した『万引き家族』を鑑賞します。
淘票票で購入したチケットは48.8元ととてもお安い
16時からの上映は、何故か中年層の中国人の観客が多く、1/3くらいの入り。
リリーフランキー、安藤サクラ、樹木希林、等の演技の上手さ。
他にも出演場面は少ないが、高良健吾、池松壮亮、緒方直人、柄本明などの役者が味を添えている。
見終わって、思ったことは色々あったが、
家族って何だろう?
親子ってなんだろう?
自分が日々過ごしている同じ時間に、気にも止めない人々のいろいろな事情が渦巻いている。
テレビで見た事件の中で「なぜこの人たちは共に過ごしていたんだろう?」と疑問に思うことはあっても、理解できないのが実情。
人の絆が何で結ばれているのか、それが嘘でも幸せなこともあるのか。
いろいろ考えさせられる、深い作品でした。
そして、思った。
これを各国の人が見て理解できるのだとすると、そう言った家族を越えた利害関係や精神のよりどころの繋がりで生きている人が何処にでもいるのだと。
映画館の観客は、皆静かに見入って、静かに場を去っていった。
思うことは同じなのだろうか(..)