日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

笑いの効用 漫才

2009年03月08日 10時38分14秒 | 日本事情
 子供の頃からテレビはバラエティー番組が好きだった。お笑い芸人が出ている番組などを見ては笑っていた。

 ひょうきん族。8時だよ全員集合。とんねるずのみなさんのおかげです。ダウンタウンのごっつええ感じ。メチャめちゃいけてる。ボキャブラ天国。

 ブラジルにもお笑い番組はあるが、言葉の壁以上に文化の違いを原因とした笑いに対するツボの違いを感じる。だから、なかなか笑えないことが多い。

 日本語の授業では僕の話術で生徒をある程度笑わせることも出来るし、生徒の笑い話に笑うこともある。テレビとは違ったライブ感覚のせいかもしれない。

 僕らの日常生活の中で笑いは本当に大事である。普段仕事で真面目なことばかりしていると、笑いの感覚を忘れてしまう。でも、仕事中でも常にユーモアのセンスを忘れないで過ごすことはとても大切である。

 ブラジルでも役所などに行くと横柄な態度で接してくる職員がいる。いつも同じ事を聞かれて、説明するのが面倒くさいのであろうが、こちらは初めてなのだから、不安も疑問も多い。だから、優しく丁寧に説明してもらえるとありがたいのだ。

 僕はYOUTUBEなどでよく漫才を見る。数年前まではインターネット上で日本の漫才をほぼリアルタイムで見られなかったので、今のこの状況は本当に夢のようである。

 昨年は日本に帰国した時に大阪に旅行したが、吉本新喜劇を生で見てきた。2時間半の公演に4000円払った。平日の昼間だというのに客席は満杯。50歳から70歳くらいの関西近県のおばちゃん達が団体で来ているようだ。その熱気に大変驚いた。

 吉本新喜劇はテレビで見た時はあまり面白くなかったが、生で見ると会場の雰囲気も手伝って結構笑えた。そのほかに、笑福亭仁鶴、オール阪神・巨人、キングコングの漫才を生で見た。オール阪神・巨人は下ネタばかりだったが、面白かった。若手期待のキングコングもスピード感があった。

 僕が最近好きなコンビは、サンドウィッチマン、オードリー、アンタッチャブルなどである。今度日本に帰国した際には、彼らの漫才を見に是非行きたいなと考えている。大阪だけでなく、東京にも漫才を見られるところがあるみたいだし、東京近県の茨城出身なのに渋谷も原宿も歌舞伎町も知らないのである。

 外国人感覚で東京を散策し、より日本を深く知り、ブラジル人の生徒達に日本の現状を伝えていけたらいいなと考えている。

M-1グランプリ2007リターンズ キングコング



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