ブラジルで暮らすに当たり、知っておくべきマナーがあるので紹介したい。
1.「他人の家を訪ね、帰る時に自分でドアを開けてはいけない」
日本では他人の家を訪ねる時は、必ず手土産を持っていくのが礼儀である。そして、訪ねられた家の主人はそのお返しに茶菓子などでもてなす。
ブラジルではこういう習慣は基本的にはない。もちろん、何か手土産を持っていけば喜ばれるが、義務ではない。また、訪ねられた方も、茶菓子で特別にもてなしたりはしないのが普通である。もちろん何かあれば出したりするが。
問題は帰る時である。訪問者が帰る時は、その家の主人がドアを開けるまでドアの前で待っている必要がある。訪問者がドアを開けるという行為は、その家の主人のもてなしが悪かったために、すぐにでも帰りたいという意思の表れと解釈されるのである。
日本人にこの考え方はない。日本人は逆に、主人がドアを開けることは、訪問客にすぐにでも帰ってほしいという主人の意思を意味することから、訪問客に対して失礼な行為になる。
文化の違いって恐ろしい…
2.「男性は座る時に決して足を組んではいけない」
男性が椅子に座る場合は、決して足を組んではいけない。それはゲイだと勘違いされる可能性があるからである。
右足または左足のくるぶしの部分をもう一方の足の上に置くという組み方が正しい男性の足の組み方なのである。
でも、この組み方は短い時間ならできるが、長時間この組み方を続けるのは辛い。やはり女性のように膝頭を交差させる足の組み方のほうがずっと楽なのである。
しかし、男性は自分のアイデンティティーを守るためにも、男性らしい足の組み方をしなければならない。ブラジルで男性を演じるのは結構苦労するのだ…
3.「日本のお金を意味するジェスチャーをブラジルで絶対にしてはいけない」
日本人はお金をジェスチャーで表す場合、親指と人差し指の先端をつないで円形を作り出し、それで硬貨(お金)を示す。
しかし、ブラジルでは絶対にこれをやってはいけない。なぜなら、ブラジルではこれはお尻の穴を意味するからである。状況によっては、「お尻の穴を提供してもいい」という解釈になるため、危険この上ない行為なのである。
因みに、ブラジルでお金を表すジェスチャーは、親指の腹と人差し指の腹を擦れあわせる動作で表す。これは硬貨ではなく、紙幣を数えるような動作により、お金を示しているという訳である。
国が違えば、言葉も習慣も考え方も違う。時にその違いが誤解を生むこともあるが、違いがあるから世界は面白いとも言える。みんな同じだったらつまらない。
「郷に入れば郷に従え」。
ブラジルで暮らそうと思っている日本人の方には、是非気をつけて生活していただきたい。
それ故日本人には、長居してはいけないという不文律があるため、客の方から自主的に帰らなくてはいけないわけですね。
逆に、ブラジル人は来客をとても喜ぶおしゃべり好きですから、客もできるだけ長居したいポーズをとるのが礼儀なのでしょうね。
すべての関してそうですが、日本はやはり歴史ある国ですので、色々決まりが多いというのが本当の所ではないでしょうか。
また、単一民族国家で同じ文化を共有しているという認識があるため、口に出して言わなくても通じるだろうという甘えもあります。
ただ、ブラジル人でもやはり長居され過ぎるのは困るようですので、そのへんはKY(空気を読む)必要がありそうです。
自動販売機は単純にこちらは治安が悪いので置けないというのが現状です。道端に置いたら、1時間後には無くなっていることは間違いないでしょう。盗んでくれと言っているようなものです。
日本のような治安がいい国でないと、取れない販売形式と言えます。
ブラジュルへ行くので
とってもやくにたちました
助かりました<(_ _)>
お役にたてれば嬉しいです。