ブラジルのスナック菓子

　僕はスナック菓子が大好きだ。ポテトチップスとか、カラムーチョとか、うまい棒だとか。スナック菓子ではないが、煎餅も大好き。

　しかし、ブラジルには美味しいスナック菓子がないに等しい。ビスケットやチョコレートは種類が豊富にあるが、どれも甘すぎるのが頂けない。ブラジル在住１１年半で、その甘さにも慣れてきているとは言え、それでもやはり受け付けられない。

　美味しいスナック菓子が少ない中で、僕が好んで食べているのが、スプリングスとドリトス。スプリングスはブラジルに来た１１年半前から高価で、１ドルが１．１レアルだった当時に３レアル弱していた。この商品はアメリカからの輸入品かと思うが、現在１ドルが１．７レアルとレアル高が続いているのに、９レアルから１０レアル（日本円で４５０円）もする。

　他の国産メーカーのポテトチップスが２レアル前後（日本円で１００円強）なのと比べると、べら棒に高く、４倍から５倍近い。でも、国産のメーカーのポテトチップスとは比較にならないくらい美味しい。口に入れた時、スプリングスのポテトチップスはソフトな感じにジュワーと溶け、高級感漂う味が舌に残る。

　かなり高いので、本当に時々自分へのご褒美として購入している。

　ドリトスも恐らくアメリカ発のスナック菓子だと思うが、これはビールを飲む人のためのおつまみだろう。僕はアルコール飲料を全く飲まないが、このドリトスはよく食べる。現在、価格は１．９レアル。美味しくて、この値段だから、気軽にスナック菓子が食べたい時はこれを選ぶことが多い。

　最近、このドリトスの激辛バージョンが登場した。通常のドリトスと違って、結構辛い。僕は日本でも「からむーチョ」とか「わさびチップス」などが大好きだったので、最近はこの激辛ドリトスばかり食べている。

　最近、日本食を中心に健康的な食事を心がけているが、食べる量が増えたせいか、太り気味である。太るとどうしてもこういったスナック菓子は控えざるを得なくなってしまう。何か運動でもして、ダイエットしなくちゃなあと思う今日この頃である。