自治会のごみ置き場までは70メートルぐらいありますでしょうか、
足が悪くなる前は、さほど遠いとは感じませんでした。
でも今は遠く感じます。これが限界です。
帰りもあります。 往復140メートルです。
時々、近所の方に会う事もあります。それを見て私のごみをゴミ置き場まで
運んでくださるのです。
元気な人に取っては簡単な事だと思いますが
足の悪い私にとってとてもうれしく感謝の気持ちが一杯です。
まだまだ、痛み無く歩けるにはあと2~3ヵ月かかりそうです。
元気な足で スタ スタと歩けるようになりたい。
今は何をするにも元気な人の10倍くらいの時間が必要です。
立ち上がる事も、歩く事も、服の着替えも全てに手間がかかります。
でもそのうち、少しずつ出来るようになるでしょう。
その時は何をしましょうか・・・・
リハビリの先生から、歩けるようになったら何がやりたいですか ?
と聞かれました。 すかさず 山に行きたいです。
そう答えました。
実現出来るでしょうか。
昨日は股関節手術退院後の初めての診察日でした。
先生はレントゲン撮影を診ておっしやいました。
「手術は上手く行っています。 ばっちりですよ。」
歩くとまだ痛みがかなりひどいので心配しましたが
安心しました。
あとはリハビリを少しずつ頑張るだけです。
第1回目の右足の手術 関節の痛んでいる骨を切り取って
新しく人口の関節に置き換える手術です。
第2回目で両足の手術が終わった時
大事な免許証が昨日から見当たらないのです。
入院をする為 無くしては といつもの鞄から出してどこかに納めた
積りです。それが見つからないのです。 きっと年のせいです。
夕食も取らないで探しましたが有りません。
どうしましょう。 これが無いと私 困るのです。まだ手術した足が思うように
歩くことが出来ません。 車の運転には先生の許可が出て乗るは事は
出来るのですが、 でも免許証がなし。
再発行する為には車か タクシーを利用して免許センターに行くのみです。
探し続けて夜の11時です。 頑張って探しましたが 見つかりません。
ふと思いました。 車の運転が出来る友達の事を。
そうだ 明日の朝、彼女にお願いしてみよう。
友達がすぐに OK を出してくれました。
嬉しかったです。 友達に感謝です。
午後2時 手もとに再発行の免許証が。
11月20日
、
今日は指折り数えて待った退院。
1階から 何時もお世話になっていた リハビリの先生が2階の
部屋まで来てくださる。
先生とは 退院後もリハビリに来るので又会える。
お隣のベットの方とには担当のリハビリの先生が来られたので
慌ててご挨拶をする。
早めの退院をと思いナースセンターに ご挨拶に行く。
2週間 お世話になった看護師さんの処。
昨日着ていた私の手づくりのベストが 「とて良い」 と褒めてくださった看護師さんが、
皆さんに「このベスト手づくりなんだそうです」 と
他の看護師さんにお披露目してくださる。
上着を開けて見せる。
この上着は母のお下がりですと私が少しおどけて見せる。
いつも看護師さんたちはマスクを深く 付けておられるので
なかなか覚えられない 声だけが頼りだ。
涙が見られる看護師さんも・・・・
ほんとうにお世話になりありがとうございました!
11月19日
明日は 待ちに待った退院。
早く家に帰りたい 上げ膳据え膳でゆうことは無いがやはり自分の
家がこいしい。1人住まいで誰にも気を使う事も無い。
最後の夜の当番の看護師さん。
手術の後も順調、リハビリも優等生で言う事なし 看護師さんの手を煩わせる
事も無かったと 嬉しいことを言ってくださる。
お隣のベットの方とも今夜でお別れ 「娘が市民病院の腎臓内科に
いますので何かあれば隣のベットで一緒だったと訪ねて行ってください」。
と言ってくださる。