今日のお題は悪い光と良い光です
お母さんといっしょ、レンジャーもの、ディズニーアニメなどなどたくさんのコレクションがあります。その全てが1996年頃のものでほとんどがDVDではなくビデオテープです
この写真は、私のベッドルームのドアです。10日ほど前にかなり暴れたので、私が部屋に鍵をして彼が落ち着くのを待っていたんですが、体当たりして壊してしまいました。
Peteはひかるのニックネームです。英語でHikaruと言うのは発音しづらいようです。なので小さい頃からピーターパンが大好きだったのでピートにしました
ひかるは多重人格では無いのですが、何か心配事をきっかけに突然機嫌が悪くなり、ドアを叩いてみたり、大きな声を出してみたり、もう手がつけられなくなります。そのきっかけのほとんどが部屋にあるコンピューターやビデオ、Player、または古いウィンドウズ98で遊ぶ。CD-ROMが動かなくなる。等々とにかく1つでも思い通りにいかないと怒りのスイッチがオンになってしまうようです
英語では、心配事をanxietyといいます。この心配事ばかり考えないようにお薬を日々飲んでいます。それでも自分の部屋のことになると別なようです。
彼はコンピューターを使いリサーチするのが得意です。なので何かの不具合があればすぐに新しいものを探しshoppingしてーと私の腕をつかみコンピューターの前に連れて行き、欲しいものをカートに入れてとせがみます
お母さんといっしょ、レンジャーもの、ディズニーアニメなどなどたくさんのコレクションがあります。その全てが1996年頃のものでほとんどがDVDではなくビデオテープです
Yahoo!オークション、楽天、Amazonなど見つけられる時は良いのですが、なかなかレアものが多く手に入らないことも多いです
彼はうまく言葉を話せませんが、視覚から情報を得る事は得意です。
ビヘイビアセラピストに教えていただいた方法で、光が欲しいものをプリントアウトしてファイルしています。その紙に「こんど」と書いてあげると機嫌の良い時は納得しますが、そうでない時は私のことを叩いたり暴れ始めるので、その時のためにドクターからエマージェンシーのお薬をいただいています
その薬を飲ませると、大体30分後には落ち着きます
しかし、ただでさえいろいろな薬を飲んでいるので、本当は追加の薬はあげたくないのが本心です。先日ビヘイビアセラピストに何とかこの薬をあげないで乗り切る方法はないでしょうかと尋ねましたが、経験豊富なそのセラピストでもお手上げでした。残念です。
この写真は、私のベッドルームのドアです。10日ほど前にかなり暴れたので、私が部屋に鍵をして彼が落ち着くのを待っていたんですが、体当たりして壊してしまいました。
家ではこんな感じですが、毎日通っているプログラムではとても良い子です。大きな声を出したり、人に乱暴したりなどそんな事は1度もありません。
以前は学校が嫌いでよくずる休みしていました。そんな光が29歳になり、やっと外の世界が好きになりました。これは大きな進歩です。
ひかるのこだわりの大きな問題点は、世の中はどんどん変わっていっているのに、彼だけ自分が小さかった頃好きだったものに固執していることです
彼と一緒に暮らしていく事は、時にとても辛いなぁと思うこともあります。そんな彼でもたまに進歩しているなと感じる出来事があります。そして私は幸せな気持ちでいっぱいになります。だから日々頑張れるなと思います。