今年のお盆は、幼少期を思い出す。
命に関わる暑さと、報道されていますが、
送り盆は、昼下がりにお寺に行った記憶があります。
ナスに棒を刺して、ご先祖様を乗せて送る。
精霊馬と知り、割り箸を刺すようですが、
記憶では、何かの植物の茎を乾燥したモノだったように思うが、、、、
調べると、皮を剥いだ麻の茎、おがら、、、名前の記憶がありました。
小豆ときな粉のおはぎも作り、お供えには団子のように小さかった。
お皿には里芋の葉を使い、朝夕のお膳を供えて、
送り盆は行事を終えて、やれやれと言う雰囲気があったように思う。
その当時は、暑くても30度を超える日は少なく、
お寺までも200mほどの距離だし、外遊びが日常でしたね。
中学2年の時に祖父が亡くなるまでは、暦の行事はほぼしていたと思う。
祖父の記憶は、あまり良いモノでは無く、
私のPTSDの起因は、祖父が最初でした。
私は育った環境から、ようやく解放され、
受け継いだ手先の器用さと、百姓由来のモノ作り、
過去を知るコトで、今があり、ツレとの縁や息子に繋がってる。
ようやくニット作家として、自己分析が出来たので、
生い立ちを再考しながら、過去に感謝と家族の醜さも含め、
恥と思わず、歴史として受け止めたいと思う。
コロナ禍で、より深く思考する時間が持て、
穏やかなお盆を過ごせたコトに感謝です。