雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

全ては学びで導き

2019-06-21 07:50:53 | 子育て、教育
試練はどう受けとめるかで、学びになり導かれる。
私は20年前、カナダで半身痺れ、
精神状態が変になり、病院に収容されました。
色々と検査され、問題無いので護衛付きで帰国した経験があります。
編み物のし過ぎと理解していましたが、
姿勢の悪さ、歯並びも影響したかもと思います。

帰国後に針治療を受けましたが、
身体を動かす方が良いと思い、走る事を始めました。
たまたま、十津川村にはマラソン大会があり、毎年ハーフを走り、
抽選に当たり、東京・奈良・大阪・名古屋女子・京都と、
フルマラソンを完走しました。
半身の痺れがなかったら、マラソンに導かれてはいないでしょう。

息子は毎日、走っていた私を見ています。
高校の頃から劇団に通い、硬い身体を鍛えて努力していました。
上京してからも劇団に通い、エキストラの仕事を頂き、
5年後には売れっ子エキストラに成っていましたが、
体調を崩し、バイトも思うように出来ず、
授業料も払えなくなり、退団しました。

親として、不本意な劇団でしたので、辞めてホッとしましたが、
大河や朝ドラの経験も出来、本人は悔いは無いと言っている。
たまたまコインランドリーで知り合った人から、
エキストラ事務所を紹介され、バラエテイ番組の再現ドラマや、
台詞の勉強になるスタンドインの仕事が頂け、
これからという時に、身体の限界が来て、
台詞も覚えられず、脳の働きも悪くなり、貧困生活が始まった。

自立心を強く育てたのも、私の因果ですが、
好きな事をしていけば良い、それだけが願いでした。

人生にたら・ればは有りませんが、
息子は役者を目指さなければ、身体を普通以上に鍛える事なく、
体調崩す事なく、日常生活を送っていたかも知れません。
また、中学生の頃に首を気づかず、歯列矯正していれば、
これまた、違う人生だったでしょう。

息子は元の身体に戻るのではなく、進化した身体が欲しいようです。
思い通りに動かせる身体に成って、表現者としての道を極めたい。
今はどん底でも、学び多い人生、これからは登り坂が待っている。



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