毎日ながめる銀杏の大木
黄金色にならずに、ほとんど散ってしまった
秋を感じる大銀杏、少し寂しい
毎年、落ちた銀杏を片付ける仕事が
今年は無いので、少し嬉しい
銀杏は文句を言わずに
やがて新芽を出し、葉を茂らす
同じ事を繰り返しながら、成長し続けている
人間は欲があるから、あれこれ妄想する
思い通りにならなくても
理想に近づこうと努力する
予期せぬ出来事が起きると
必然的に現実が変化するので
受け入れて行動するので、悩まない
何事も無い人生は平凡だけれど
日々の日常が幸せと、感じていても
困難に向かう自分が好きだと気づく
サド的マゾの私らしく
苦境を乗り越える自分が好き
思い描く仕事が遅れているだけで
何も困っていない
綺麗に整理できた糸を編んで
次の予期せぬ出来事を待ちたい
良くも良くなくても
それが私の人生