12年ぶりに開催される命の祭り2012http://inochinomatsuri.com/
初めてのいのちの祭りは1988年、八ヶ岳で開催された
この祭りの記録は、プラサード書店発行の一冊の本にまとめられている
当時、長期の旅から帰国、国立市に住みだした頃で
パートナーは、バンドの関係で、このまつりの会議に参加していた
彼自身も、生きる事の意味を追求していて、コミューンを旅していたので
祭りの趣旨、NO NUKES ONE LOVE をテーマに
福生でも祭りを立ち上げていて、来年で30回を迎える
私も19歳で知り合った人から、日本の部族、コミューンの事を知り
西表や奄美で、祭りの主催者達とは出会っていた
この祭り以前から、諏訪瀬島や長野の実麻などでは、お祭りがあったけれど
大きな祭りは初めて、場所が中々見つからなかった
結局、有料の場を借りるしかなく、入場料とっての祭りになった
彼らのような人達をヒッピーと呼んでいたけれど、今ならエコロジストと言える
反体制と言っていたけれど、人権を主張しているクリエイターと言える
あれから、原発は54基にも増え、起きてしまったフクシマの事故
今、集まらなければという思いは、皆が感じているだろう
当時の主催者は何人も亡くなっているけれど、祭りが立ち上がったのは嬉しい
私は音楽に関わっていないし、祭りでショップを出すわけでもない
ただ、祭りの雰囲気、その場に居たい、ただそれだけで心がほっとする
親しい友人が居るわけでも、逢いたい人がいるわけでもないが
二十歳の頃から見て来た人に逢うと、ほっとする
私を覚えていなくても、私の名前など知らなくても
ただその場で、同じ時を過ごし、同じ思いを過ごすだけでいい
皆に出会えたから、私は私として生きて来れた
私にとっても、いのちの祭り