雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

いのちの祭り ’88

2012-07-19 12:44:11 | いのちの祭り

 12年ぶりに開催される命の祭り2012http://inochinomatsuri.com/

初めてのいのちの祭りは1988年、八ヶ岳で開催された

この祭りの記録は、プラサード書店発行の一冊の本にまとめられている

当時、長期の旅から帰国、国立市に住みだした頃で

パートナーは、バンドの関係で、このまつりの会議に参加していた

彼自身も、生きる事の意味を追求していて、コミューンを旅していたので

祭りの趣旨、NO NUKES ONE LOVE をテーマに

福生でも祭りを立ち上げていて、来年で30回を迎える

私も19歳で知り合った人から、日本の部族、コミューンの事を知り

西表や奄美で、祭りの主催者達とは出会っていた

この祭り以前から、諏訪瀬島や長野の実麻などでは、お祭りがあったけれど

大きな祭りは初めて、場所が中々見つからなかった

結局、有料の場を借りるしかなく、入場料とっての祭りになった

彼らのような人達をヒッピーと呼んでいたけれど、今ならエコロジストと言える

反体制と言っていたけれど、人権を主張しているクリエイターと言える

あれから、原発は54基にも増え、起きてしまったフクシマの事故

今、集まらなければという思いは、皆が感じているだろう

当時の主催者は何人も亡くなっているけれど、祭りが立ち上がったのは嬉しい

私は音楽に関わっていないし、祭りでショップを出すわけでもない

ただ、祭りの雰囲気、その場に居たい、ただそれだけで心がほっとする

親しい友人が居るわけでも、逢いたい人がいるわけでもないが

二十歳の頃から見て来た人に逢うと、ほっとする

私を覚えていなくても、私の名前など知らなくても

ただその場で、同じ時を過ごし、同じ思いを過ごすだけでいい

皆に出会えたから、私は私として生きて来れた

私にとっても、いのちの祭り


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